新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
さて突然ですが、みなさんの「夢」は何ですか!?
私は、エチオピアに来てから、ずっと言い続けている「夢」がある。
「エチオピアをスポーツ大国にする」
何だかとてつもなくでかい夢で、どうなればこの夢が叶うのかどうかはっきりはしないが、私のエチオピアでの活動がこの夢につながることを信じて、活動している。
しかし、エチオピアのスポーツの現状として、6年前までは世界陸上でケニアに対してメダル数で上回っていたにも関わらず、その後は完全にケニアに追い抜かれているという事実や、高校体育の授業数が2年前から週1コマに減っていたり、田舎町に行くとスポーツをする環境や指導者は皆無といっていいほどなかったり、いなかったりというのが現実である。
協力隊の活動はグラスルーツレベル(草の根)での活動で、小さいことからコツコツと積み重ねていくというスタンスである。
このスタンスは個人的にはすごく好きなのだが、逆転満塁ホームランのようなこともやってみたいとずっと考えていた。
そこで私が思いついたのが、「テレビ」だった。
以前、先輩隊員が漫才コンビでテレビに出演し、その後、エチオピア全土でそのことを言われるようになっていたのを思い出し、テレビの影響力のすごさを実感していた。
テレビを使って「スポーツの重要性」を伝えよう。
ただ、テレビで放送してもらうためには、何かイベントを考えなくてはならない。
そこで私が考えたのが、
「DREAM RUN」だった。
DREAM RUNとは簡単に説明しますと、24時間テレビの話題の芸能人が走る100kmマラソンのパクリである。
私はコソブルという町からバハルダールという町までの120kmを15時間で走るという企画を持って、駄目もとでテレビ局に乗り込んだ。
3分ぐらいの話し合いの結果、賛同していただいた。
そして先日の2011年12月31日、ついに本番を迎えたのであった。
それまでのテレビ局のみなさまには、ニュースの時間帯での宣伝や、新聞を使っての、「スポーツの重要性」のアピールと様々な形でサポートしていただいた。
また、北部隊員の仲間やアジスアベバからわざわざ北部まで来てくれた仲間にはいろいろな形でサポートしていただいた。
さらに、いろいろな形でメッセージをくれた仲間や無理を言って企画を認めてくれたJICAには熱い熱い応援をいただいた。
私たち3人(石部・稲見・金井、北部体育隊員)は絶対に走りきらなければならなかった。
そして「絶対に伝えたいことがここにはある」だった。
「責任」があった。
しかし、残り15km地点、途中リタイヤ・・・。
JICAが定めた時間内にゴールすることができずに、また、あまりにも暗くなりすぎ走ることが危険な状況になったということが理由だった。
本当にやってしまった・・・。
絶対に走らなければいかなかったにも関わらず、走りきれず、全ての人に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
完全に「無責任」なことをしてしまった。
いつまでも引きずる悔しさを感じたのは久しぶりだった。
2011年最後の「失敗」であり、2012年最初の「失敗」となった。
ただただ、自分の精進が足りなかった。
もっと全てのことにおいて「全力」を尽くしてやっていく!!
常に「学び」「努力」し続ける!!
もっと「規範」高く「責任」を全うする人間になる!!
「仲間」を大切に、常に「協力」していく!!
「夢」への「覚悟」を持つ!!
失敗から始まった2012年ですが、学ぶべきことが多かったスタートになりました。特に「仲間」の大切さ、そして「責任」を全うすること、この2つはDREAM RUNで身をもって感じました。2012年、もっともっと多くのことを学んで成長し続けるように精進していきたいと思います。
どうぞ、みなさま、こんな私ですが本年もよろしくお願いします。
最後になりましたが、私が言い出したとんでもない企画に協力してくださいました、アムハラTV・ラジオ・新聞の担当者のみなさま、JICA事務所、現場にはいなかったにもかかわらず、熱いメッセージをくださった協力隊の仲間、わざわざ飛行機でかけつけて食料やマッサージ、熱い声援でサポートしてくれたアジスの仲間、町ごとに熱い声援と手厚いサポートをしてくれた北部の仲間、そして最初から最後までサポートしてくれたキャッツさん、智ちゃん、キョンキョン、ズックン、最後に一緒に走ってくれたタカとアッコ、本当にありがとうございました。
ただ、絶対に失敗のまま終わりませんけどね。
よって上記のみなさま、またご連絡いたします・・・。
この新聞は一体誰が読んでいるのだろう…。
ただ、かなり良いことが書いてある…。

今回のメンバー

「スポーツバタムタカミノ」(スポーツはとても重要です)

このままでは終われないでしょ!!

Cake & Café
yotsubachi
堺市西区鳳中町4-100
072-202-0428
JR鳳駅西出口より羽衣線沿いに徒歩3分
姉ちゃんのケーキ屋が7日にオープンしますので、ご来店よろしくお願いします。
おそらく、このブログの読者の二人ぐらいは行ってくれるのではないだろうか。

本年もどうぞよろしくお願いします。
さて突然ですが、みなさんの「夢」は何ですか!?
私は、エチオピアに来てから、ずっと言い続けている「夢」がある。
「エチオピアをスポーツ大国にする」
何だかとてつもなくでかい夢で、どうなればこの夢が叶うのかどうかはっきりはしないが、私のエチオピアでの活動がこの夢につながることを信じて、活動している。
しかし、エチオピアのスポーツの現状として、6年前までは世界陸上でケニアに対してメダル数で上回っていたにも関わらず、その後は完全にケニアに追い抜かれているという事実や、高校体育の授業数が2年前から週1コマに減っていたり、田舎町に行くとスポーツをする環境や指導者は皆無といっていいほどなかったり、いなかったりというのが現実である。
協力隊の活動はグラスルーツレベル(草の根)での活動で、小さいことからコツコツと積み重ねていくというスタンスである。
このスタンスは個人的にはすごく好きなのだが、逆転満塁ホームランのようなこともやってみたいとずっと考えていた。
そこで私が思いついたのが、「テレビ」だった。
以前、先輩隊員が漫才コンビでテレビに出演し、その後、エチオピア全土でそのことを言われるようになっていたのを思い出し、テレビの影響力のすごさを実感していた。
テレビを使って「スポーツの重要性」を伝えよう。
ただ、テレビで放送してもらうためには、何かイベントを考えなくてはならない。
そこで私が考えたのが、
「DREAM RUN」だった。
DREAM RUNとは簡単に説明しますと、24時間テレビの話題の芸能人が走る100kmマラソンのパクリである。
私はコソブルという町からバハルダールという町までの120kmを15時間で走るという企画を持って、駄目もとでテレビ局に乗り込んだ。
3分ぐらいの話し合いの結果、賛同していただいた。
そして先日の2011年12月31日、ついに本番を迎えたのであった。
それまでのテレビ局のみなさまには、ニュースの時間帯での宣伝や、新聞を使っての、「スポーツの重要性」のアピールと様々な形でサポートしていただいた。
また、北部隊員の仲間やアジスアベバからわざわざ北部まで来てくれた仲間にはいろいろな形でサポートしていただいた。
さらに、いろいろな形でメッセージをくれた仲間や無理を言って企画を認めてくれたJICAには熱い熱い応援をいただいた。
私たち3人(石部・稲見・金井、北部体育隊員)は絶対に走りきらなければならなかった。
そして「絶対に伝えたいことがここにはある」だった。
「責任」があった。
しかし、残り15km地点、途中リタイヤ・・・。
JICAが定めた時間内にゴールすることができずに、また、あまりにも暗くなりすぎ走ることが危険な状況になったということが理由だった。
本当にやってしまった・・・。
絶対に走らなければいかなかったにも関わらず、走りきれず、全ての人に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
完全に「無責任」なことをしてしまった。
いつまでも引きずる悔しさを感じたのは久しぶりだった。
2011年最後の「失敗」であり、2012年最初の「失敗」となった。
ただただ、自分の精進が足りなかった。
もっと全てのことにおいて「全力」を尽くしてやっていく!!
常に「学び」「努力」し続ける!!
もっと「規範」高く「責任」を全うする人間になる!!
「仲間」を大切に、常に「協力」していく!!
「夢」への「覚悟」を持つ!!
失敗から始まった2012年ですが、学ぶべきことが多かったスタートになりました。特に「仲間」の大切さ、そして「責任」を全うすること、この2つはDREAM RUNで身をもって感じました。2012年、もっともっと多くのことを学んで成長し続けるように精進していきたいと思います。
どうぞ、みなさま、こんな私ですが本年もよろしくお願いします。
最後になりましたが、私が言い出したとんでもない企画に協力してくださいました、アムハラTV・ラジオ・新聞の担当者のみなさま、JICA事務所、現場にはいなかったにもかかわらず、熱いメッセージをくださった協力隊の仲間、わざわざ飛行機でかけつけて食料やマッサージ、熱い声援でサポートしてくれたアジスの仲間、町ごとに熱い声援と手厚いサポートをしてくれた北部の仲間、そして最初から最後までサポートしてくれたキャッツさん、智ちゃん、キョンキョン、ズックン、最後に一緒に走ってくれたタカとアッコ、本当にありがとうございました。
ただ、絶対に失敗のまま終わりませんけどね。
よって上記のみなさま、またご連絡いたします・・・。
この新聞は一体誰が読んでいるのだろう…。
ただ、かなり良いことが書いてある…。

今回のメンバー

「スポーツバタムタカミノ」(スポーツはとても重要です)

このままでは終われないでしょ!!

Cake & Café
yotsubachi
堺市西区鳳中町4-100
072-202-0428
JR鳳駅西出口より羽衣線沿いに徒歩3分
姉ちゃんのケーキ屋が7日にオープンしますので、ご来店よろしくお願いします。
おそらく、このブログの読者の二人ぐらいは行ってくれるのではないだろうか。

# by genta_ishibe87 | 2012-01-05 22:13