Hungry
ここ1週間、毎日「アフリカネーションズカップ」をテレビで観ている。
同じコンパウンドのおばちゃん、トゥルといつも夜7時から二人で見ているのだが、トゥルは毎日、
「あ、この人、ムスリム(イスラム教徒)!!」
「あ、この国はムスリムしかいない!!」
と1週間ずっとムスリムに関してのコメントを言い続けていた(彼女もムスリムであるため)。
という感じで毎日、サッカーを楽しんでいたのだが、私はアフリカサッカーのレベルの高さに度肝を抜かされた。
このアフリカネーションズカップを観るまで、アフリカで強いチームはガーナ、カメルーン、コートジボワール、ナイジェリア、南アフリカなどのW杯で名前を聞くチームぐらいだろうと思っていた。
今、考えればこのように考えていた私を殴ってやりたい。
アフリカサッカー、とんでもないくらいレベルが高い!!
毎日テレビを観ていたが、協力隊でアフリカに来ているから名前を知っているが、来ていなかったら絶対に知らないような名前の国がものすごく良いサッカーをするし、魅力的なチームであった。
ザンビア、ガボン、ニジェール、ボツワナ、リビア、スーダン、チュニジア・・・。
逆にW杯で名前を聞くようなチームはガーナとコートジボワールしか出ていない。
そしてガーナ、コートジボワールよりも、名前を聞かないチームの方が観ていておもしろかった。
なぜか考えた。そしてオシム氏の言葉が頭をよぎった。
「W杯に出るアフリカのチームは昔のようなハングリーさがなくなっている」
確かにそうかもしれん・・・。
コートジボワールはイングランドプレミアリーグで活躍する選手がかなりいてサッカー選手として地位も名誉も手に入れている。
しかし、スーダン、リビア、チュニジア、ニジェールなどの選手からは、「絶対やってやるぞ!!」的な気持ちが溢れ出ていた。
そしてブロリー級の選手たちが魂のこもったプレーを見せてくれるし、チームとしても組織的なサッカーを見せてくれる。
こんなサッカーが面白くないわけなかった。
スーダンやリビア、チュニジア、ニジェールなどは、国的にいろいろな問題があるのだが、サッカーを見ている限り、とても問題があるようには思えない。
また、スーダンのサッカーは特に驚いた。エチオピアの隣りの国であり、昨年南スーダンが独立したことでも有名だが、エチオピア人と身体的には似ていて、おそらく環境的にも似ていると思われるのだが、レベルが違いすぎた。スーダンがこれほどにも良いサッカーをするとは思わなかった。
ゲンタ「なぜ、スーダンとかニジェールとか良いサッカーをするのに、エチオピアは本大会にさえ出ていないんだ?」
回答①「身体が違うんだ!」
回答②「エチオピアは貧乏だからマテリアル(道具)がないからだ!」
回答③「エチオピアサッカーは終わっている!」
全ては「ハングリー」な気持ちの問題であると私は解釈した。
「スーダンのほとんどの選手は細いぞ!!」「ニジェールはエチオピアよりも国が発展していないと聞いたぞ(協力隊員から聞いた確かな情報)」「お前は何人やねん!!」とそれぞれ言ってやろうかと思ったが、彼らより言わなければいけない人がいるので止めておいた。
要するにハングリーな気持ちだ。「絶対に成功してやるぞ」その気持ちがあればどんな努力でもできるはずだ。それはサッカーだけでなく、自分も一緒だと思った。常に「野心」を持って残り隊員生活やっていこうと改めて心に誓った。
そして今週水が久しぶりに止まり、たまたま水が止まった日に私の家のためている水もなくなったという奇跡が重なり、1週間水なしで生活し、別の意味でハングリーでだった・・・。
この1週間で私は学んだ。フライパンを水で一切洗わないでも、使い続ける方法を!!教えて欲しい方は直接私に連絡を!!
Stay hungry, stay foolish.
1学期終了 カンニングの嵐の教育環境
最近、なついてきたタマスガン かわいすぎる!!
長谷川穂積ばりの飯
同じコンパウンドのおばちゃん、トゥルといつも夜7時から二人で見ているのだが、トゥルは毎日、
「あ、この人、ムスリム(イスラム教徒)!!」
「あ、この国はムスリムしかいない!!」
と1週間ずっとムスリムに関してのコメントを言い続けていた(彼女もムスリムであるため)。
という感じで毎日、サッカーを楽しんでいたのだが、私はアフリカサッカーのレベルの高さに度肝を抜かされた。
このアフリカネーションズカップを観るまで、アフリカで強いチームはガーナ、カメルーン、コートジボワール、ナイジェリア、南アフリカなどのW杯で名前を聞くチームぐらいだろうと思っていた。
今、考えればこのように考えていた私を殴ってやりたい。
アフリカサッカー、とんでもないくらいレベルが高い!!
毎日テレビを観ていたが、協力隊でアフリカに来ているから名前を知っているが、来ていなかったら絶対に知らないような名前の国がものすごく良いサッカーをするし、魅力的なチームであった。
ザンビア、ガボン、ニジェール、ボツワナ、リビア、スーダン、チュニジア・・・。
逆にW杯で名前を聞くようなチームはガーナとコートジボワールしか出ていない。
そしてガーナ、コートジボワールよりも、名前を聞かないチームの方が観ていておもしろかった。
なぜか考えた。そしてオシム氏の言葉が頭をよぎった。
「W杯に出るアフリカのチームは昔のようなハングリーさがなくなっている」
確かにそうかもしれん・・・。
コートジボワールはイングランドプレミアリーグで活躍する選手がかなりいてサッカー選手として地位も名誉も手に入れている。
しかし、スーダン、リビア、チュニジア、ニジェールなどの選手からは、「絶対やってやるぞ!!」的な気持ちが溢れ出ていた。
そしてブロリー級の選手たちが魂のこもったプレーを見せてくれるし、チームとしても組織的なサッカーを見せてくれる。
こんなサッカーが面白くないわけなかった。
スーダンやリビア、チュニジア、ニジェールなどは、国的にいろいろな問題があるのだが、サッカーを見ている限り、とても問題があるようには思えない。
また、スーダンのサッカーは特に驚いた。エチオピアの隣りの国であり、昨年南スーダンが独立したことでも有名だが、エチオピア人と身体的には似ていて、おそらく環境的にも似ていると思われるのだが、レベルが違いすぎた。スーダンがこれほどにも良いサッカーをするとは思わなかった。
ゲンタ「なぜ、スーダンとかニジェールとか良いサッカーをするのに、エチオピアは本大会にさえ出ていないんだ?」
回答①「身体が違うんだ!」
回答②「エチオピアは貧乏だからマテリアル(道具)がないからだ!」
回答③「エチオピアサッカーは終わっている!」
全ては「ハングリー」な気持ちの問題であると私は解釈した。
「スーダンのほとんどの選手は細いぞ!!」「ニジェールはエチオピアよりも国が発展していないと聞いたぞ(協力隊員から聞いた確かな情報)」「お前は何人やねん!!」とそれぞれ言ってやろうかと思ったが、彼らより言わなければいけない人がいるので止めておいた。
要するにハングリーな気持ちだ。「絶対に成功してやるぞ」その気持ちがあればどんな努力でもできるはずだ。それはサッカーだけでなく、自分も一緒だと思った。常に「野心」を持って残り隊員生活やっていこうと改めて心に誓った。
そして今週水が久しぶりに止まり、たまたま水が止まった日に私の家のためている水もなくなったという奇跡が重なり、1週間水なしで生活し、別の意味でハングリーでだった・・・。
この1週間で私は学んだ。フライパンを水で一切洗わないでも、使い続ける方法を!!教えて欲しい方は直接私に連絡を!!
Stay hungry, stay foolish.
1学期終了 カンニングの嵐の教育環境
最近、なついてきたタマスガン かわいすぎる!!
長谷川穂積ばりの飯
by genta_ishibe87 | 2012-01-29 03:29