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Visitor

先週の6月4日から10日まで、エチオピア南部諸民族州に旅行に行ってきた。
エチオピアに住んでいる以上、エチオピアのあらゆる文化や生活に触れ、エチオピアの全てを知り理解していこうと思う私にとって、この南部諸民族州の旅は欠かすことにできないものだった。

私はこの旅でいろいろと考えさせられた。
旅をする意味についても考えた。

エチオピアの人口は約8000万人、約80の民族、そして80以上の言語がある。
そんなエチオピアの南部には少数民族と呼ばれる人たちが各々言語を話し、食事をし、生活をしている。
この一年で驚くべき進化をとげた私のアムハラ語もここ南部では皆無に等しい。
そして、私たちは少数民族と呼ばれる人たちの村に行き、家や生活を見て、そしてその人たちに会ってきた。

ドルゼ族、ハマル族、ムルシ族、アリ族などなど・・・。

この人たちの村を訪れ、この人たちに会うことがこの旅の大きな目的でもあった。

しかし、私はこの旅が終わってから、この目的を反省した。

旅行に行く前、これらの民族に会って写真を撮る際には、必ず許可を得てから写真を撮り、その後に必ずお金を支払うという情報を私たちは知っていた。
彼らは少数民族と呼ばれ、現在はたくさんの観光客が彼らのもとに訪れ、彼らの写真を撮る。私たちにとって、写真を撮ってお金を払うという行為は少し違和感を感じるように思うかもしれないが、それは彼らからすれば当然の行為であり、これは一種のサービス業なのだと私は解釈していた。

しかし、私は何が一番正しいのか正直この旅でわからなくなった。
それは、ムルシ族の村に行った時に強く感じたことだ。

ムルシ族の村に車で着くとそこには、たくさんのムルシ族と呼ばれる人たちが待ち構えていた。
私たちが車から降りるとすぐに、

「ピクチャー、ピクチャー」

と迫ってきた。これは一種のサービス業だと思っていた私だが、その様子の不自然さには驚いた。
ムルシ族の人たちが普段、どのような格好をし、どのような生活をしているかは知らないが、女の人たちはあらゆる飾りをつけ、子どもを抱え、子どもの顔には私たちの目を引くためのペイントをしていた。

私がある人と写真を撮っているとあらゆる方面から私の服を引っ張り、

「ピクチャー、ピクチャー」

と迫ってくる。
誰と写真を撮るか考えていた時、「自分はいったい何様なんだ」っていう気持ちになった。
偉そうにお金を払い、自分の満足のために写真を撮る。何か間違っているような気がする。
しかし、写真を撮って、お金を払うことによって彼らの生活は成り立っているのかもしれない。そう考えると需要と供給なのか・・・。

家に帰ってゆっくり考えていた。
少数民族と呼ばれている人たちにとっての「幸せ」とは何なのか?
彼らが、私たち観光客に対して「マネー」「ピクチャー」と言ってくるようになったのは、間違いなく私たち観光客の責任であり、観光客がいなければ、少数民族と呼ばれる人たちはもういなくなっていたかもしれない。
観光客がいるから彼らは少数民族であり続けるのか、それとも心から自分たちの文化や生活を守り続けたいために、少数民族であり続けるのか。

彼らにとって、自分たちの文化や生活を守ることが幸せなのか?それとも実は発展した生活をしたいと思っていて、そういった生活をすることが幸せなのか?

その答えは彼らだけが知っている。ただ一つ言えることは、全て私たち観光客が大きく関わっているということである。

「人生とは旅であり、旅とは人生である」

かの有名なサッカー選手が語っていたが、これから数々の旅をするであろう私は少し「旅の仕方」というものを考えなおそうと思った。

今回の旅のメンバー
我らを引っ張ってくれた東田夫妻!!お父さん、お母さん本当にありがとうございました!!
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ドルゼ族の村の観光客向けのサービス よく考えてある・・・。
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ハマル族withゲンタ①
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ハマル族の男性withゲンタ②
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ムルシ族の皆様
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私たちのノリに付き合うムルシの男性
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道路で偶然出会った竹馬族の子どもたち
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withゲンタ
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いろいろなことを考えてたが、写真を撮りまくっていた石部隊員であった。
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by genta_ishibe87 | 2011-06-14 21:02  

Ethiopian Football

どうも、ドルベテのリオネル・メッシこと石部元太です。
今週の月曜日から日曜日にかけて、日本で言う、県や府を半分ぐらいにいた地域の中で、サッカーとバレーボールの大会が行われた。
その対象者は政府機関に所属して働いている人たち。要するに先生たちを中心にした大会が行われたのだ。
今年が一回目というこの取り組み、よくわからないが、なぜかドルベテが開催地で11チームが今週ドルベテに集結した。

もちろん、私もドルベテのフットボールチームのメンバーとして参加した。
試合は11チームを3つのグループに分け、グループリーグを行い、1位と総合で成績が良かった2位のチームが決勝トーナメントに進めるという形式だった。


第一戦 vsサカラ
私はこの試合で最高のプレーをしてやろうと思っていた。なぜならば、この大会はなかなか大きい大会のようで、周りにはドルベテ中の人たちが集まり、応援していた。その数およそ1000人以上。
もちろん、私の教え子である子どもたちも見ているため、何としても良いプレーをして子どもたちに「フットボールとは?」ということを教えてやりたいと思っていた。

しかし!!!

そんなかっこいいことを考えいた私だが、重要なことを忘れていた。私はそれほどサッカーが上手くなかったのだ。
この大会のレベルは中学校の球技大会レベルなのだが、私のチームはその中でもかなりレベルの低い方で、練習ではボランチをやらされていた私だが、本番になるとなぜかサイドに回されていた。
そして試合中に思った・・・。

「ボールが来ない・・・。」

そう、このチームの選手のほとんどの選手が「蹴る」「止める」「運ぶ」のサッカーの基本がほとんどできない。
30分-30分の試合で何もしないで終わってしまうと思っていたとき、私のみっともないドリブルからペナ付近でファールをもらった。試合は1対1の同点という状況。
そして、チームのキャプテンらしき人物ヨナスがボールをセットした。

「どきなさい!俺が蹴る!!」

こいつに蹴らしたら、絶対入らないと思い、本田ばりの威圧で言ってやった。
ふてくされていたが、簡単にゆずってくれた。

そして、自分で言うのも何だが、私が蹴ったボールは不細工な弧を描き、ハエが止まってるんちゃうかって思うくらいの遅い弾道でゆっくりとゴールに入っていった。

結局、3-2で緒戦をモノにしたドルベテ。私も1ゴール2アシストと何とか面目を保った。



第2戦 vsメチャ(マラウイ)
「簡単だぜ、エチオピア!!」と調子にのっていた私だが、この試合はほぼ何もしないで試合終了。試合も1-2の完敗だった。
後から振り返ったが、おそらく私に出たパスは1試合で2本。一度は自分のポジションの悪さが原因かと思ったが、彼らはまともにボールを蹴れていなかったような気がする。

フラストレーションが限界まで溜まっていたその時、ドルベテの一人の選手が倒され、仕返しにタックル!!
そして、我が科目リーダーのスマチョウがその次に相手に殴りかかり、観ていた観客1000人がその乱闘に向かって突進していきた。
警察が必死に止めるが、観客は興奮し、乱闘の所まで来て、すぐに引き返して行った。

「乱闘せえへんのかい!!」

と思わず突っ込みたくなった。エチオピア人のただ目立ちたいだけ精神が見られた場面だった。

その後、教師のくせに何百人の生徒が見ている前で相手を殴ったスマチョウには、泣くぐらい説教をしてやった。


第3戦 vsフネトサラム
私は次の日から用事があったため、この試合が最後となることが決まっていた。日本人の私がいて、グループリーグ突破できないとなると、もの凄い悔しいので、絶対に今日勝って決勝トーナメント進出を決めようとひそかに燃えていた。

そして、みんなでミーティングをした後、昼飯を食べようと注文していた時、コーチ・エリアスの携帯がなり、

「試合、11時からなんですけど・・・。」

現在、11時20分。完全にインフォメーション・ミスで試合時刻は過ぎていた。

この時点で負けやろと思いながら、急いでユニホームを取りに帰ってフィールドに駆けつけた。すでに試合は始まっていた。
普段、何事に対しても遅いくせに、こういう時はかなり早かった。

前半の途中から出してもらった意外と頼りにされている私は、後半、またもやFKのチャンスを得た。距離は40m。私は一つの作戦を考えた。

「枠行ったら入るんちゃうか?」

負けることだけは絶対に嫌だったので、ロングキックの感覚で蹴ってやった。
キーパーは完全に思った通りのファンブルをしてくれ、先制!!

この試合は真ん中においてもらった私は、ちょっとだけ数多くボールに触ることができ、3-0の圧勝でこの試合を終えることができた。1ゴール1アシストしたのだが、試合後、多くの人たちに囲まれて、

「ゲンタ、スゲー!」

「ゲンタ、ナイスプレー」

「ゲンタ、メッシ!!」

「ゲンタ、ライオン!!」

「ゲンタ、チャイナ!!」(チャイナちゃうわ!!)

絶対に私のプレーが良いとか悪いとかわかっていない人たちが、私をリオネル・メッシのように取り囲む。
こんなプレーで満足し、少しでも子どもたちの良い影響になれたことを光栄に思います。


スポーツオフィスから貸し出されているスパイク・・・。
このスパイクでものすごいテンションがあがる彼らは天才です!!
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リオネル・メッシと身長も体重も年齢も一緒というこの事実と違い・・・。
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3試合2FK ウケる・・・。
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by genta_ishibe87 | 2011-06-04 05:48  

Education

今週、G9・G11の生徒のファイナルテストが行われ、試験管を勤めていたのですが、5日間で約20人ばかり、カンニングをした生徒を捕まえました。
カンニングしている生徒ばかり捕まえて、いろいろ考えましたが、結局これも教育なんです。よって、カンニングは絶対に許しませんでした。

そのカンニングをしている生徒を捕まえる仕事を今週終え、私の教師一年目は終了いたしました。
「アフリカで何か自分のできることをしたい」という思いから協力隊として、エチオピアに来て、体育教師をし、教師に対する体育セミナーをし、サッカー部を始め、サッカー指導をし、徹底的に人間教育をし、ケンカをし、アムハラ州プレミアリーグを開催し、ゴミ拾いをし、ケンカをし、ゴミ箱を作ったりなどの活動をしてきた。

日々活動する上で、「自分にできることを全力でしよう」という思いを持ちながらやってきたが、それと同時に「これは本当にエチオピアのためになっているのだろうか?」という疑問も常に持っていた。
間違いなく、協力隊としてボランティアでやっていることは自分のためになっていると思う。しかし、エチオピアのためになっているかと聞かれたら、自信を持って「YES」とはまだまだ言えない。

だからといって、この一年私がやってきたことは、全く意味のないことはないと思う。


「蒔いた種子のとおりに花が咲く」


最近読んだ本にこの言葉があった。まさに「教育」とはこの言葉の通りだと思う。
大人が最高の教育をすることができれば、子どもたちは最高の花を咲かしてくれるはず。

私はこの一年で、自分なりの種を蒔いたつもりだ。その種が今後どのような花を咲かすかは、まだ未知だが、きっときれいな花が咲くことを信じようと思う。

そして、その種を蒔く方法として、私は「サッカー」を選んだ。体育教師としてエチオピアに来ているのだからこれが「体育」もしくは「スポーツ」でなければならないのかもしれないが、私は来年も「サッカー」で勝負しようと思う。もちろん体育でも勝負するけどね!!

この国で多くの子どもに夢を持たせて、人間的に大きく成長させることのできるのは「サッカー」であるとこの一年で感じ学んだ。

「サッカーは世界を救う」

エチオピアに来て、本気でそう感じた一年であった。



It's your turn, Coach!(次はコーチの番だ)


最近、観た映画にものすごい影響されているゲンタでした。
ちなみに、この台詞が出てくる映画は僕にとって、「英語」と「夢」と「挑戦」を学ぶ勉強法です。

It's your turn, Coach!
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いやぁ~マジで感動でしたね。
そして、エチオピアのマンチェスター好きの皆様、ご苦労さまでした!!笑
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by genta_ishibe87 | 2011-05-29 13:00  

Result

最近、雨水で身体を洗っていたのですが、ランニングでできた傷におそらくその雨水からばい菌が入って、2日くらい足を引きずっていた元太です。
高校2年の時にばい菌で痛い目に合っているので、ばい菌だけは絶対に油断しないようにしよう。

久しぶりの3本立てです。長くなりますが暇なときにでも読んでください。

①Test
ドルベテ高校での教師生活一年目も終盤を向かえ、先週私の受け持つ学年も最後のテストが行われた。
私の受け持つG10年生は28クラス(A~B’)あり、私を含めた3人の先生で受け持っている。体育もペーパーテストがあるため、ある日、教科主任のスマチョウから言われた、

スマチョウ「ゲンタ、アビィ、今週中に各自テスト問題を作り、来週3人で持ちよって相談しテストを作ろう。だから、来週までにテスト問題を作っておくように!!」

私はできることはできるうちにしておきたい派なので、その日に仕上げ作っておいた。しかし、次の週もその次の週も誰もテストを作ってこず、結局私のテストがそのまま使われることになった。厳密に言うと、教科主任のプライドがあるのかしらないが、自分も作ったとアピールしたいのか、3問だけスマチョウの問題になっていた。

そして、テストも無事終了し、成績処理を今週行った。8クラス、およそ500人の丸付けはなかなかの大変な仕事だと想像していた。

しかし!!!その作業は意外と簡単だった。なぜなら、

点数が悪すぎたからだ。

「14点、12点、6点、4点・・・」(テストは40点満点)

丸付けをしている時、やってしまったと思った。間違いなく、私の教え方が問題だったのだと痛感した。1学期とは違い、勉強に勉強を重ねたアムハラ語で言葉巧み面白おかしく教室での理論の授業を行ったはずだった。ましてや、私の専門種目であるサッカーを教えていたにも関わらず、生徒はこの点数・・・。
間違いなく私の教え方に問題があったのだ、と反省をしていた。
次の日、同僚のアビィに尋ねた。

ゲンタ「アビィ!ウチのクラスの生徒の点数悪すぎるねんけど、どない?」

アビィ「おお!!俺のクラスも悪すぎるぞ。さっき付けていたら0点おったぞ!!ダハハハハハハ。田舎の生徒は怠け者だからなぁ~いつもこんな感じだ!」

ゲンタ「マジか!?俺のクラス、まだ0点はおらへんなぁ~平均14点とかやねんけど、そんなもんか?」

アビィ「そんなもんだ。馬鹿だからなぁ~だははははははは!!」

私のクラスだけではないことを知り、安心した。いや!!安心してはいかんだろ!!これではいかんだろ、エチオピア体育!!体育のうちの半分は理論の授業をやらされているというのに、こんな時間だけ使うようなテストをするくらいなら、もっと身体を動かそうではないか!!という感じの問題点を書きまくったレポートを先日、教育省に出したのだが、彼らは何をそこから感じるか!?課題ですなぁ~

しかし、テストの採点を引き続き行っていた時に、0点の子がいたときは、意味もわからずテンションが上がって「来たーーーーーーーーーーーーー!!」とアビイに叫んでいた。

20問中、5問は○×問題、その他は4択もしくは5択問題(エチオピアの決まり)というのに、0点を取る生徒はある意味天才だと感じるのは私だけだろうか?
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②Play Football
私と同じ時期にエチオピアに来て、同じ体育の教師で、同じスポーツをしていて、同じポジションで、同じ生活班(語学訓練のときに決められる班)で、同じビギナーズクラス(語学訓練のときに振り分けられる語学班の中の素人集団)で、そして同じ州に派遣されて、なおかつ隣町同士という何とも共通点の多い井川隊員が先週、自分の任地の町のサッカーチームを率いて、日本で言う県大会のような大会を見事優勝した。

まぁ、彼の実力を考えれば、優勝は当然の結果だったのかもしれないが、試合を見ていて、エチオピア人と一緒に同じ目標に向かって走っていた彼の姿はすごくかっこよかった。来年は私も絶対に出ようと心に決めた。

しかし、試合を見ていて、やはりいつもどおり相手に倒されたら、もう死ぬかのように痛がり、ただのファールにも関わらず、審判に猛抗議する姿は相変わらずテレビの見すぎだった。そのおかげで試合は止まる、止まる。よって90分の試合だが、長いのなんの・・・。

どんだけ痛がんねん!!
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先日モウリーニョが退席処分くらったのに影響されてか審判にたてつくコーチ
完全に抗議してる自分に酔っています。
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最近、私のチームの子どもたち、一つの言葉を言い続けている。

「ウグルクワス アトタチャワット!フットボール タチャワット!」
(ウグルクワスをするな!フットボールをしろ!!)

ウグルクワスはアムハラ語でフットボールという意味だが、この意味を理解した彼らはいつも爆笑している。

500人を超える観客がいるにも関わらず、日本人というだけで本部席に座ることができるこの待遇
そして、遠慮もしないでどうどう座るゲンタとマサカズ。
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自分のかっこいい姿をアピールしないタイシですから、僕が変わりにアピールしておきます。
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井川隊員とその愉快な仲間たち
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③School
私は大学時代、キッズサッカーという幼児を対象にしたサッカー普及活動に力を入れていた。その活動は、幼稚園や保育園に出向いて、サッカー指導を行うというものなのだが、ここエチオピアでも絶対にやってやろうとたくらんでいる。
しかし、子どもたちは英語ができないという理由と、まずは自分の仕事をとことんするということを一年目は考えていたので、このキッズサッカーは2年目から行おうと考えていた。

一年目を終えようとしている今、来年度の下見もかねて、小学校を訪問見学することにした。そして、昨日ある小学校に行ってきた。

その小学校は本当の田舎の子どもが行くようなところで、私の住むドルベテの小学校が都会の小学校に見えるぐらいのところであった。
場所は家も何もない草原の真ん中にあり、子どもの90%は裸足で登校していた。
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教師数4人+校長
生徒数200人
学年1年生~4年生

そこには、子どもたちの「純粋さ」しかなかった。先生の質問に対して、人生をかけるかのように必死に手を挙げアピールする姿は、一生懸命さを十分に感じさせてくれた。
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休み時間にあきらかにおもしろくないだろうと思うような遊びをみんながしていたのだが、子どもたちの目はキラキラしていた。
子どもはゲームやおもちゃなんてなくても、石ころ一つで十分に楽しめるのだと感じた。

そんな子どもたちを見ていて、キッズリーダーとしての血が騒いだ。
新たな目標がまたできた。

エチオピアの現状として、初等教育の就学率97年度では41.8%だったことに対して、政府が「全ての人に教育を」を合言葉に政策を行い、昨年度は93.4%まで向上したと聞いていた。
しかし、現状は、この学校でも1年生は90人の生徒が実際はいるらしいのだが、この日来ていた生徒は35人。多い日で50人は来るらしいのだが、就学率は上がってはいるが、実際の現場には学校に来れていない子がいるのも事実である。
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by genta_ishibe87 | 2011-05-22 03:50  

Garbage

水が今日で2週間と5日ぐらい出ていませんが、なぜかもの凄い元気です!!
そんな、エチオピアにも雨季シーズンが到来しました。
よって、最近は雨水を溜めてシャワーを浴びていますが、知っていましたか?
雨水は何度流しても石鹸のぬるぬるが取れないんです。
なぜかは科学の先生にまかして、日々発見の連続ですね!!

話は変わりますが、先日ミッシェル氏が我がドルベテに高校に来て、最初に言った感想が、

「ゲンタ、まず先生のオフィスをきれいにしないとアカンぞ。生徒は先生を見てるんやから。」

だった。
以前から、私は学校をきれいにしようと、生徒と一緒に学校の周りばかりを掃除していたが、オフィスの掃除は考えもしていなかった。おそらく、汚いオフィスを見慣れてしまっていて、それが普通だと思っていたのだろう。
何が怖いって一番「慣れ」が怖いですね。まさに、初心忘れべからず!

ミッシェルくんの貴重な意見を無駄にしないためにも、私は次の週から、朝一で学校に行き、オフィスの掃除を初めた。一人でするのは心細かったので、最初に何人かの先生に声をかけた。

ゲンタ「なぁなぁ、一緒にオフィスを掃除しよう」

先生たち「お、おう・・・。」彼らは手伝ってくれなかった。

そして、最初から期待はしていなかったが、私一人で掃除をしていると、

先生A「ゲンタ、掃除か!?偉いぞ!!」

先生B「ゲンタ、ホコリが舞うからやめてくれ!!」

ゲンタ「嫌だ!!」

先生C「ゲンタ、今日昼からお手伝いさんが、来るからしなくてもいいぞ!!」

ゲンタ「100%来ないね!!」

という感じで、私の一週間の掃除活動は続いた。わざわざ、先生が見ている前でやっているにも関わらず、誰も手伝ってくれないのには驚いた。しかし、最終日、見た感じ悪い顔をしてそうな一人の先生だけが、

「ゲンタ、俺も手伝うぞ」

と言い、手伝ってくれた。人は見かけで判断してはダメですよ。

私と一人の先生により一週間かけて、オフィスは見違えるほどきれいになった。
土日をはさみ、次の週の月曜日、オフィスに行くと、見違えるほど、元通りに汚くなっていた。
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エチオピア人は本当にスゴイなと思った。

どうすれば、きれいななるのか、ずっと考えていた。一番早いのは先生たちの意識改革をすること、しかし、一番早いだけに一番難しい。

そんな時、隊員の中で最もアムハラ語(エチオピアの言語)と英語を勉強しているという絶対的自信を持っている私はある言葉を発見した。
※勉強量は絶対的に一番であるが、一般隊員程度にしか上達していないのが私の頭脳。

その言葉は、

「コシャシャマタラカミヤ(ゴミ箱)」

エチオピアにまさか、このような言葉が存在していたとは・・・。

さっそくゴミ箱を作った。
3分で作った。
オフィスの一番先生が見るところに置いてやった。
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要するに、今までゴミ箱がなかったから、どこにでもゴミを捨てるわけであって、もしゴミ箱があったなら、人間の心理上、ゴミ箱を活用しようとするのである。

と心理学を学んでいるわけでもないが、心理的目線から気持ちだけ分析し、実験を行ってみることにした。もし、このゲンタ箱に先生たちがゴミを入れるようなことがあれば、それは明るい未来への大きな一歩となるだろう。

そして、数日後。私が最初少しゴミを入れてましたけどね・・・。
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新たなゲンタプロジェクトとし、全教室(約40教室)に「ゲンタ箱」を設置しようと思う。

あの元日本代表監督だった岡田武司氏が横浜Fマリノスの監督に就任した時に、まずやったことが、先週のロッカーをきれいにさしたことだったらしい(その後Jリーグ2年連続チャンピオン)。
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by genta_ishibe87 | 2011-05-14 16:10  

Family

今週、今年度最後の授業ということで、月曜日からはりきって学校に行ったが、生徒はテスト前ということで全く学校に来ていないという現実を突きつけられた石部です。

今日は、エチオピアの家族について書きたいと思う。
私の家は、同じ敷地内に大家の家があり、大家の奥さんの友達の家があり、大家の妹の家があり、そして、私の家があるという大家族的な環境で生活している。

家族を紹介する
・アタレ(M):大家。バハルダールの9つの学校のスーパーバイザーを務める。2週間に一度ぐらいのペースでドルベテに帰ってくる。

・カス(F):大家の奥さん。推定体重110キロの巨漢の持ち主。小学校の校長。私が夜、外に飯を食べに行くと、「家で作りなさい!!怠け者!!」と怒る。

・ナティ(M):アタレ&カスの長男。バハルダールの学校に通っているためバハル在住。7年生ながら英語がすごく上手。

・アビナザル(M):アタレ&カスの二男。3歳。甘やかされて育ったのか、かなりわがまま。しかし、かなりかわいい。誰も彼に逆らえない。

・トゥグスト(F):カスの友達。カスと同じ小学校の先生。私が夜、サッカーを観に行こうとすると、「カスの家で見なさい!無駄使いするな!!」と怒る。

・シマレス(M):トゥグストの旦那。バハルダール大学の運営を仕事にしている。アタレ同様、めったに帰って来ない。男前。

・ミタ(F):トゥグスト&シマレスの長女。7歳。お手伝いをよくするかわいらしい女の子。ミタというのは愛称で、本名はツァロウトとエデンという二つの名を持つ。

・サムエル(M):長男。4歳。よく遊び、よく食べ、よく寝る、そしてよく泣く、まさに子どもの教科書のような男の子。アビナザルとのコンビは最強。

・マスティ(F):アタレの妹。年齢不詳。「ゲンタ、仕事ちょうだい~」とよくわめいている。

・アサフォ(M):カスの弟の息子。13歳。

ということで、今日はこのアサフォという男の子の話を書きたいと思う。

彼は、大家の家に預けられた居候の男のである。カスの弟家族は貧乏でアサフォを育てられないということで、カスに預けたらしい。
彼は、居候で家に住ませてもらって、ご飯を食べさしてもらって、学校に行かせてもらっている代わりに、家の手伝いを朝から晩まで一生懸命している。

私がこの家に来た当初、大家家族が共働きのため、彼は文句ひとつ言わずに、炊事、洗濯、掃除何から何までやっていた。
しかし、彼が寝ている場所は床に段ボールを引いて寝ている状況。
それが原因かわからないが、13歳にしてはかなり背が小さい。

そんな、彼だが、最近カスに対してかなり反抗的な態度を取るようになっていた。
カスがアサフォを呼びつけても、聞こえないふりをしたり、返事をしなかったりする。聞いた話によると睨めつけるような態度もとっていたらしい。

反抗期で家の手伝いをあれだけしていたら、そういう態度を取るのも仕方ないよなと思っていた。

そして、今週、アサフォが私に嬉しそうに言ってきた。

アサフォ「ゲンタ、今日アタレと一緒にバハルダールに行くんだ。」

ゲンタ「おお!!本当か!?何でだ?」

アサフォ「ゴンダールにいる家族の所に行くんだ。」

ゲンタ「おお!!家族に会いに行くのか!!良いな!!いつ帰ってくるんだ?」

アサフォ「もう帰って来ない。家族と一緒に住むんだ!!」

ゲンタ「マジか!?ということはもうお別れってことか!!それは寂しいなぁ!!」

アサフォ「何でだ?何で寂しいの?」

ゲンタ「そら、もうこの家にアサフォがいなくなるってなると寂しいよ」

その後、アサフォは寂しい顔をしていた。
その時、カスが家に帰ってきたので、訳を聞いた。

ゲンタ「アサフォがゴンダールに帰るって本当?急に何でなんだ?」

カス「本当だ。彼の態度がよくないからだ。私たちに対して睨みつけたり、反抗的な態度をとったりと本当によくない態度をとる。私たちの手に負えないから帰ってもらう。」

かなりショックだった。まさか、そのような理由で追い出される形になるなんて・・・。
私には正直何が良いのかわからなかった。
アサフォは、自分がよくない態度を取っていれば家族のもとに帰れると思ってわざとそうしていたのかもしれない。
そして、彼は家族のもとに帰れることになった。
しかし、彼の家族は貧乏なため、またどこかの家族にすぐに預けられる可能性もある。また、彼の家族は農家のため、学校に行けず働かされる可能性もある。
そのことを彼は知っているのか知らないのかわからない。

しかし、彼は家族のもとに行けるとなってにこにこしていた。
子どもはどんな状況でも親と一緒に暮らすことが一番良いのだろう・・・。
そう思い、彼に別れの握手をし、最後に一言、言った。

「良い体育の先生になれよ!!」

そう、エチオピアの多くの子どもたちの夢は医者やエンジニアなのに対して、彼の夢は体育の先生だった。
彼がエチオピアの良い体育の先生になることを信じ、別れを告げた。
別れはいつでも寂しいもので、たった9カ月の付き合いだったにもかかわらず、アサフォとの思いでが思い出され、ものすごく悲しくなった。


その日、学校から帰る時、
「今日からアサフォはいないのか・・・」
と一人考えながら、家に帰った。



「さらむなちゅ!!!(挨拶はいつも元気な元太くん)」



そこにはアサフォがいた。

次の日もいた。

その次の日もいた。

次の次の次の日もいた。

今日もいた。

要するにこれがエチオピアということですね。

また、今日も私の周りは賑やかです。

※来月、カスが3人目の子どもを出産します。
ただ、太っているだけかと思っていましたが、妊娠していました。ミッシェル君ごめんなさい。

サムエル(左)アサフォ(真ん中)アビナザル(右)
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家の床の修理で牛の糞をぬりたくるアサフォ
エチオピア人!!彼のハードワークを見習え!!!
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将来有望
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牛も喧嘩する世の中
感情豊かな人間が喧嘩しない訳がない
しかし、自分の感情をコントロールできないようでは、駄目だと哲学者ニーチェは言っていた。
牛を見てそんなことを思う今日この頃
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by genta_ishibe87 | 2011-05-07 03:43  

Passion

先週、ブログを更新できなかったので、本日2つ目を更新します。

私は、遅かれ早かれ、どこで、誰に対して、どのような形でするかはまだ決まっていないが、絶対にサッカーの指導者になる!!
その時に、一緒に働こうと約束した一人の男がいる。

「将来、俺がコーチしてるチームのトレーナーになってな。」

彼は今AT(アスレティック・トレーナー)の資格を所得するために、必死に勉強している。
彼とは、大学時代1年から4年までずっと同じカテゴリーのチームに一緒にサッカーをしてきた。
同じ大阪出身ということもあって、毎日一緒に帰っていた(私は2時間、彼は1時間半の通学)。
彼は、とても聞き上手で私の話をいつも真剣に聞いてくれた。そして、いつも鋭い観点でアドバイスをしてくれた。
彼が話をすることも当然あったのだが、その4割ぐらいは女ネタだった。

そんな、彼が僕に誕生日プレゼントを送ってくれた。

プレゼントは大学時代の友達のコメントと写真が貼り付けてあるアルバム。

ものすごい嬉しかった。みんなの活躍と情熱を感じた瞬間、私のモチベーションはエチオピアのTOPに躍り出た。

本当ならば、一人ずつお礼のメールを送りたいところだが、私にはパソコンをする時間が限られているため、石部元太オフィシャルブログ(誰が有名人や!?)にてお礼の返事をさせていただきます。

勝田:箕面市の大会、優勝おめでとう!!てか、女バレ教えれてんな。てか、指導も才能か!?笑 肝臓に問題あって最近全然飲んでへんけど、日本帰ったら飲みまくろう!!コメントありがとう!!

深津:深津先生、教師生活はどない!?深津のことだから、熱い教師生活を送っているでしょう!!どっかの誰かさんみたいに熱くなりすぎてケンカしたらアカンよ!!後、彼女の写真早く送って!!

友繁:バスケ部優勝おめでとう!!びわこの仲間はとことん情熱持って、結果に結び付ける力を持っていることを改めて感じた。いやぁ~お互い上目指しましょう!!
熱く共に!!!

ユカ:「プロ」はすごいよ!!その世界で闘っている人全員、俺は尊敬するし、それが友達なら俺はとことん応援する!!間違いなく、俺の中で一番好きなテニスプレーヤーは樋口由佳や!!他の選手を知らんとかじゃないからね!!

たっちゃん:たっちゃん!!ごっぴぃ!!いつ結婚すんねん!!その際はぜひ知らせてな!!流れから言えば、俺が重要なスピーチしないとアカンはずやねんけど、その辺はどうなってる!?楽しみにしてるで!!!

誠也:誠也もATで勝負してんねんな!!池ちゃんの言う「魂と情熱」さえあれば、勉強なんて、いくらでもできるしな!!俺も「魂と情熱」だけで、語学勉強しまくってる!!生涯勉強や!!!佃先生に負けんな!!

公平:公平が行く前に割引してくれたモンベルのウェアとバッグ、間違いなく発展途上国で一番役に立つものやった。協力隊行く前の人全員に言いたい「荷物はとにかくモンベルのものを持っていけ!!」と。ありがとう!!

匠:ついに写真家デビューか!!ついに夢へのスタートを切るねんな!!ただ、写真家になるなら、尚更アフリカの国は見といた方が良いやろ!!金にビビるな!!金にビビったら人生負けやぞ!!と言いつつ、俺もビビりそうになってたけど・・・。笑

ジャスミン:ジャスミン、エチオピアに来てやっぱり思うけど、黒帯は取っておくべきやったな。絶対に帰ったら昇段試験合格しようと思います!!その時は、村田先生がいなければ、ジャスミンにお願いします!!

しみっち:どこで、何をしてるんやぁ?しみっちの行方が気になります!!俺から連絡することはないと思うし、連絡してや!!笑 コメントありがとう!!

二位くん:「今が一番熱い」そんな人生を送り続けることが、俺の人生の目標でもあります!!てか、なぜ武藤!?全日本プロレス関係の仕事!?また教えてな!!コメントありがとう!!

玉木:俺は君の名前を一度たりとも忘れたことはない!!笑 後5年生はさすがに問題でしょう!!エチオピアではそれぐらいの子が結婚することはよくあるんやけどな!!同窓会企画します!!

ありさ(小松):ミッシェルくんとコンパの話をしていた時、なぜか「小松」の名前がずっと出てきていました。こんな遠い国でも常に噂される小松はやっぱスゴイと思う!!大人になった夢を語りながらの酒楽しみにしています!!

瀬古ちゃん:瀬古ちゃんのコメントマジでしびれた!!ありがとう!!自分のゴールに向かって努力し続けてる姿が伝わってきました。必ず、爪跡残して帰ります!!帰ったら突然訪問しに行くし、飯だけ用意しててな!!

ミッシェルくん:その後、下痢はどうですか?

山田:山田が副キャプテンってどんなチームやねんってミッシェルくんと言うてたけど、それだけ、ヤマの活躍が認められ、期待されている証拠なんやと思い、ものすごい嬉しかったぞ!!来年は年間パス購入します!!

甲斐:発見の連続です!!プロという結果を出せなければ、クビを切られる世界で闘う難しさ、凄さ、本当に尊敬します。しかし、甲斐のゴールが間違いなく多くの人を幸せにしてるぞ!!俺がその一人や!!来年は年間パス購入します!!

義文:よっくんの実力、努力、行動力全てマジですげー!!「日の丸」の夢、必ず実現してくれることを祈っています!!そして、必ずブログは1週間に1回チェックします!!やし、更新よろしく!!来年は年間パス購入します!!

リョウ:先日、ウッチーがサンガに入団しているのを知って、感激しました。リョウ、甲斐、ヤマ、よっくんをはじめサッカーで飯を食っている仲間は俺の心の支えであり、モチベーションの素であり、誇りです!!2年目期待してる!!!来年は年間パス購入します!!

内藤・アキラ:いやぁ~良かった!!マジで!!二人の行方がものすごい気になってました!!帰るのが今から楽しみで仕方ありません!!200万円の約束は必ず!!内藤!!今年も我がセレッソを頼んだぞ!!帰ったらあの4人で箕面の滝でも行きましょう!!

SHINOBE:お前には負けねー!

馬場ちゃん:マジで、このプレゼントありがとう!!みんなの行方や情報が全然入ってきてなかっただけにこのプレゼントはホンマに嬉しかった!!もうすぐ一年やけど、もっとエチオピアで俺ができること、しないとアカンこと、したいことっていうのを考えて、勉強して、行動していこうと思う。それから自分の進む道に向かって全力で努力していく!!1年後の再会楽しみにしてます!!


身内ネタになってしまいましたが、私の仲間は本当に熱く、努力し、そして少しずつみんな結果を出しているのだと思った。
彼らに恥じないように、私も人一倍努力し、誰よりも熱く、そして今が一番熱く、生きていきたいと思う!!

みんな、2014年ブラジルW杯の時盛大に同窓会しましょう!!


熱すぎる一冊
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ケーキ屋の姉ちゃんが手紙と一緒に送ってくれた、ケーキの置物。
エチオピアのケーキは給食のパンの100分の1ぐらいの味やからマジ食いたい。
それから、11月に姉ちゃんが店をオープンするらしいので、ぜひどうぞ!!
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かわいすぎるやろ①
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かわいすぎるやろ②
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エチオピア最大の祝日
大家に朝5時半から肉を食わされる。
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by genta_ishibe87 | 2011-04-30 07:03  

My Coach

私の人生で一番サッカーが上手くなった時期は大学時代である。
体力面、精神面、サッカーに関する知識、そして何よりも技術面が成長した。
成長したと言っても、元々超下手くそだった人間が、まぁまぁ下手だなというレベルぐらいになったぐらいなのだが・・・。
簡単に言うとクリリンがナメック星で最長老様に潜在能力を限界まで引き出してもらった時ぐらいの成長だ。しかし、しょせんクリリンはクリリン・・・。

ゴールデンエイジという言葉はただの言葉でしかないということだ。
全国の大学生!!君たちのゴールデンエイジは今だ!!!

しかし、私が大学時代に成長したのには理由がある。
レベルが違いすぎる仲間の存在、優れた環境、そして熱すぎる指導者との出会いがあったからだと思う。

前置きが長くなったが、その大学時代に4年間のうち1年間半私のコーチであったMIYAZAWAことミッシェル氏が先週、来エチした。


ミッシェルくんがエチオピアに来て、良かったと思ってもらえるように、いろいろなイベントを考え、協力隊の仲間や家族に協力してもらい、1週かの旅をオーガナイズした。

18日(月):再会。協力隊の仲間たちと一緒に初インジェラ。ミッシェル氏には合わず。
19日(火):ブルーナイルの滝へ観光。
20日(水):エチオピアの高校サッカー観戦。私の授業見学。その後ダングラでサッカーをする。DSTVでサッカー観戦。
21日(木):We are the World FC練習見学。深夜1時まで鶏を調理。
22日(金):エチオピア家族全員でドロワット(エチオピア最高峰の料理)を食べる。その後、下痢でぶっ倒れる。
23日(土):最終日、下痢でぶっ倒れ、半日寝ていた。そして帰国。

このような感じで1週間過ごしたのだが、ミッシェルくんはエチオピアを感じて帰ってくれただろうか?

ミッシェルくんにエチオピアのいろいろな面を感じてもらおうといろいろオーガナイズしたが、いろいろ感じさせられたのは、私の方だった。

大学時代から、教えられてばっかりだったが、卒業した今でも教えられることばっかりだった。

何よりもミッシェルくんの存在のデカさに驚かさせられた。私が成長していなのか、ミッシェルくんがかなり成長したのか、わからないが、自分の甘さや小ささを痛感した。

将来、自分が何をしたいか、できるか、やらなければいけないのかというイメージは漠然と持っているものの、その目標に対しての「覚悟」はまだない。
正直何も定まっていないし、本気で明確にしようともしていないように感じた。
もっと考え、もっと行動していかなければいけない。リスクを恐れていては何も始まらない。ゴールを決めるためには何をしなければいけないのか。

「サッカーの目的は2つ。ゴールを決めることと、ゴールを守ること」

ゴールがなければ、サッカーにならんだろ!!ゴールを見つけよう。

逆にミッシェルくんは、自分の目標のために確実にビルドアップしている。

私もゴールを決めに行こう。例えボールを奪われてもバルサのように一瞬で奪い返すだけだ。

ただ、ビルドアップむっちゃ下手やったけどなぁ~

しかし、この1週間、何よりもおもしろかったのは、ミッシェルくんと夢中で話している時だった。時々さりげなく言ってくれていたアドバイスを私は大事にしようと思う。

ミッシェルくん来エチ本当にありがとうございました。

ただ、1週間のうち、子どもたち「金をくれ」「ペンをくれ」「チャイナ」などと言われても、「こんなんで怒ってたら、人生やっていけへん」と大人な発言をしていたミッシェルくんだったが、RマドリーvsバルセロナをDSTVで見た時に、Cロナウドがゴールを決めた時に、
「うひょー!!!モウリーニョ!!!!!うひょーーーーーーーーーー!!!!!」
と叫んでいたエチオピア人に対しては、真剣に腹立っていた時と最終日に下痢ピーになっていた時は、ミッシェルらしさを大いに感じた。

数年後ドイツで会いましょう!!

ミッシェル氏との再会
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ブルーナイルの滝withミッシェル
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KAGAWA with KAGAWA
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ドイツではやっているポーズらしい!!
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by genta_ishibe87 | 2011-04-30 04:38  

Lack

私がナメック星のような、ドルベテに来てから8カ月が過ぎた。
来た当初、エチオピア新年の前だったからなのかわからないが、水が2週間止まっていた時期があった。

それ以降、朝の1時間もしくは夜中の1時間ぐらいは水が出るという流れがあり、その時間にタンクに水を溜め、それを使うというサイクルができていた。

しかし、最近、そのサイクルに乱れが生じ、1週間に1度か2度しか出なくなってしまっていた。
それでも、馬鹿でかいタンクに水を溜め、何とかやりくりできていたが、5日前にその頼みのタンクまでが、底をつき完全にわが家から水がなくなった。

水がないとかなり面倒ですよ。

身体・頭・顔が洗えない。
水が飲めない。
食器が洗えない。
洗濯ができない。

しかし、私は強くなった。
身体を洗っていなくても、頭を洗っていなくても、靴下が洗っていなくてパリパリになろうが、1週間服を洗わなくても、気にしなくなった。

環境とは恐ろしいものだ。

ただ、水だけは飲まないとやっていけない。
よって、水だけは大家の力を借りて分けてもらっている。しかし、大家も水がない状況は変わらないので、分けてもらうのも気まずくなりつつある。


ドルベテの問題は水だけではない。

エチオピア人にとって命の次に大事と言われる、コーヒー、砂糖、油がドルベテから消えた。
油と砂糖は政府が値段をコントロールしており、田舎のドルベテまで回って来なくなっているとかなんやら・・・。
コーヒーは、去年の値段の倍以上になり、エチオピア人の手のつけれない値段になっているとかなんやら・・・。

そして、現在、2カ月のファスティング(肉、卵、ミルクなど生き物から生産される食べ物を食べない期間)が重なり、食うものが限定されるという状況。

私もインジェラを食べれば、食べるものはあるのだが、夜に関しては、外に食べに行こうとすると、

「金がもったいない!!自分で作りなさい!!この怠け者!!」

と大家に怒られるので、自分で絶対に作るようにしていた。

しかし、水がなくなり、食器は汚いままで、野菜も洗えない、パスタもゆでれない、何もできない・・・。という現状に気づいた。

水の存在恐るべし・・・。


しかし、逆境が生んだ奇跡の一品が、パンに親から送ってもらったシーチキンを挟むというもの!!
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これを作って食べた瞬間エチオピアに来て一番旨いものを食べた気になった。
2日で3つのシーチキンの缶詰を空けて、試合終了。
明日から何を食うか模索中です。


長々と書いたが日本も今、地震と津波、そして原発の影響で多くの被災者が避難所で生活していて、関東方面ではペットボトルの水がなくなっていると聞いている。

少し前の私の父親からのメールで、スーパーから物が被災者のためにおくるため、なくなっていると聞いた。

少しでも早く復興してくれることを祈るばかりです。


スーパーマンのおとん
スーパーマンとは、スーパーで働く人と言う意味
このネタで多くの英語圏の人を笑わせた覚えがあるようなないような・・・。
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そして、このあらゆるものがなくなりつつある逆境大国ドルベテに、来週スーパーゲストがやってきます。

その名はミッシェル!!!!!

黄色ミッシェル 赤ゲンタ 緑三好、ピンクドイツ人女性(ケルンカーニバルにて)
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そうです!私が大学時代最もお世話になった先輩のうちの一人で、フリーザぐらいなら軽く倒せるぐらいの力の持ち主。
まさか、本当に高い金を払ってエチオピアに来てくれるとは、感謝の何者でもない。

来てくれる以上最高のおもてなしをしようと思う。ふんだんに金を使った豪華な観光を考えていたが、日数的に不可能になり、ふんだんに金の使わないおもてなしになりそうだ(どう贅沢しても日本円で3000円ぐらいにしかならない)。

この6日間で、エチオピアの悪い所、良くない所、ダメな所、腹が立つ所、汚い所、そして良い所、全てを感じて帰ってもらおうと思う。

そして、何よりも熱く語りたいと思う。

「鳥をさばける男になれ」と言う言葉を胸に来週チャレンジします!!
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by genta_ishibe87 | 2011-04-17 16:16  

Happy Birthday to me

三浦知良 44歳
中田英寿 34歳
石部元太 24歳

だからどうしたって話なんですけどね・・・。
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「スポーツは世界を救う」を合言葉に、「世界をよくするために何かしたい」「困っている人たちのために何か役に立ちたい」という思いから去年エチオピアに来た。

エチオピアの抱える問題や課題を見て、感じて、考えて「自分ができることを全力でしよう」と行動してきた。
活動をしながら、常に自問自答していたことがある。

「この活動はエチオピアのためになっているのか?」

答えは常にクエスチョンマーク「?」だ。

「No」と言えば、自分がやってきた活動を全否定してしまう。それが嫌で、「No」と言わないのではない。多少は、エチオピアのためになっているのではないかと思うこともあるのではないかと思っている自分が1%未満ぐらいはある。
だからと言って、エチオピアという国の発展に貢献しているかというと、そんなことは間違っても言うことができない。

この国の問題の一つに「教育」が挙げられる。
「教育」と言っても勉強ができる、できないではない。
「人間性」という面での教育に問題がある。

挙げだせばきりがなく、文句を言っているようで嫌なので敢えて書かないが、まず人間性や考え方を変える必要がある。

クラスの8割以上が英語を話すこと、聞くこと、理解することができないのというのに、全て、英語の教科書で、英語で授業をしてどうなる?

理解していないというのに、理解しているふりをしてどうするのか?
理解しなくても点数がもらえればそれでいいのか?
2割がわかればその他の8割は見捨てて良いのか?

それを本気で良いと思っている教師も生徒も、まず考え方間違っていると思ってしまう私がいる。これは日本人だから思うことなのか?いや、アメリカ人のケイトも同じようなことを言っていた(ような気がする)。

私は体育やサッカーを教える上で、最も大切にしていることの一つとして、「スポーツで教える」「サッカーで教える」ということがある。

スポーツ大国ドイツが倫理や道徳そして規律などに関して、どのように考えているかは、今度ミッシェル氏にいろいろ聞いてみたいが、私にとってこれらは切り離せない要素だ。

しかし、今年度から1クラス1週間1時限の体育でこれらを教えるのは、グアルディオラでも相当な年月と時間がかかることがわかった(でも、僕はあきらめませんけどね)。

逆にたった9カ月だが、サッカーを通じて深く関わった「We are the World FC」の子どもたちはびっくりするほど成長したと思う。

サッカーが彼らを変えた。そして、彼ら自身が自分の力により変わった。

サッカーと子どもの成長にはいつも驚かされる。

この9カ月振り返って、一つだけ確信を持って言えることがある。
それは、間違いなくスポーツによって、人は成長するということだ。

「スポーツは世界を救う」と私はこのブログのタイトルにも書いている。
これは間違いないと思う。
間違いないからこそ、私は「スポーツ」で「世界」にチャレンジする。

現在、エジプト、リビア、チュニジア、バーレーン、イエメン、コートジボワール、シリア・・・。多くの国で反乱が起こっている。
そして、間違っても「平和」とは言えないこの世界で、日本までも東北地方太平洋沖地震と津波、そして原発の影響で苦しんでいる。

この状況だからこそ、「自分ができることを全力でする」しかない!
23歳は、自分の小ささと無力さを知った一年だった。

このことを知ることが「スタート」のような気がする(いや、気づくのん遅いよ!いや、もっと遅くなるより良いだろ)。

「走って、走って、走りまくる!!」24歳にしよう。

エチオピアン家族がエチオピアン式の誕生日パーティーをしてくれた。
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Genta with children
エチオピアに来る前に、ドラゴンボールのでかトランクスが精神と時の部屋から出てきた時ぐらいの成長をするまで髪は切らないでおこうと思ったが、トランクスぐらいの成長はしていないが、うっとうしいので、そろそろ切ります。
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エチオピアンカルチャー
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23歳のゲンタから24歳のゲンタへ Birthday present


最後に、大学の後輩でありながら、おない年のわけありウッチーが京都サンガに入団していたらしい・・・。(情報おそ!!)
初めて、京都サンガを応援しようと思った。

彼の活躍がまた私のモチベーションを向上させる・・・。
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by genta_ishibe87 | 2011-04-09 17:24