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GOAL

「自分のゴールをしっかりと決めて、そこから逆算して一つ一つの目標を具現化していきなさい」

最近、ある人からこのことを言われて、「自分のゴール」とは何かずっと考えていた。
自分は一体、最終的に何になりたくて何をしたいのか?

思えば協力隊の2年間の始まりもこのような感じだった。

「エチオピアの人のために何かしたい」
この想いを胸にエチオピアにやってきたが、一年目に自分の「無力さ」と「無知さ」を知った。

「何かしたい」から「何ができるのか」と考えるようになっていた。

それが「サッカー」だった。
エチオピアに来て、改めて「本当にサッカーをしていて良かった」と思えた。
サッカーによって、信頼関係を築くことができ、自分の意見や考えを伝えることができる、そして人の協力を得ることができる。

「サッカー」であると確信してからは、サッカーにこだわり続けた。
できるだけ多くの子どもたちに「サッカーで伝える」「サッカーをする機会を作る」ということを意識して関わってきた。

「国際協力とは何か?」
考えれば考えるほど、知ろうとすればするほど、難しすぎて答えを見出すことができない。
正直「いるのか?」と思うこともたびたびある。

ただ、一つ言えることは、
「サッカーで伝える」ことはできるということだ。
「国際協力」の定義を何にするかによって変わってくるが、「サッカーによる国際協力」は可能であると実感した。
他の国では知らないが、エチオピアでは確信を持つことができた。

“Football is a school of life.”
(フットボールは人生の学校だ)

サッカー界の偉い人が、えらいかっこいいことを言っていたが、共感できる。


任地引き上げ2日目、小学生コーチが教えるチームの練習の後、そのコーチに質問した。

ゲンタ「将来、何になりたいの?」

コーチ「フットボール・タチャワチィ(フットボール選手)だ」

彼と別れた後、彼の返答について考えていた。

ほとんどのエチオピア人の子どもは、この質問をすると「ドクター」「エンジニア」と親から言われている答えをするため、「フットボール選手」と言った彼には「それだけフットボールが浸透しているのだな」と嬉しく思ったのだが、

よく考えてみれば、彼は「フットボール選手」と言ったのだ。

エチオピアではアムハラ後で「フットボール」のことを「ウグルクゥワス」と言い、エチオピアの子どもたちは「フットボール選手」のことを「ウグルクゥワス・タチャワチィ」もしくは「クゥワス・タチャワチィ」と言う。

私は体育でもサッカー部の指導でも、高校生たちに、

ゲンタ「俺はウグルクゥワス教えない!俺が教えるのはフットボールだ!」

生徒「ゲンタ、フットボールはアムハラ語でウグルクゥワスって言うんだよ」

ゲンタ「違う!!ウグルクゥワスはエチオピアだけで、フットボールはインターナショナルのスポーツだ!!君たちは世界のフットボールをしてもらう!だからウグルクゥワスとは言うな!!」


日本のフットボールもろくに知らない私だが、偉そうに言うのは得意なため、2年間ずっとこんなやり取りをしてきた。
私が一切指導したことがない小学生コーチの彼は、「ウグルクゥワス」と言わずに「フットボール」と言ったのだ。

「伝わってるやん!!」

任地引き上げ前にして嬉しい一言だった。



ということで日本に帰ります。
日本に帰ってからは、おそらく神友たちにより焦らされ、慌てて次の行動をするでしょう。

最大の「GOAL」を一言ではっきりと今は言えませんが、
まずは、「サッカーで伝える」という概念を完全否定されようかと思っております。
また、一番近い「GOAL」としては、

「お仕事は、何してはるんですか?」
と聞かれたときに、

“I am a Football coach.”

と言うことです。
※ちなみに、この答え方は、映画「戦場のピアニスト」に影響されています。

今回のタイトル「GOAL」ということで、ブログ「For the children of the World ~スポーツは世界を救う~」も終了させていただきます。
2年間読み続けてくれた方から、または1回読んで「しょーもなっ!!もういいわ!」ってなった方まで、本当にありがとうございました。

近い将来、「For the children of the World GT ~スポーツは世界を救う~」として復活するかもしれないので、その時はまたよろしくお願いいたします。


スポーツオフィスからボールの提供2球/小学生年代のチーム7
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ここまでボールを使いこめるのはたいしたものです!!
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任地引き上げ2日前に新しいボール勝ち取る石部隊員
そのボールで遊ぶタメさん
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羊まで殺せるようになったこの2年間・・・。
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ありがとうドルベテ!!また会う日まで!!
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by genta_ishibe87 | 2012-06-21 06:18  

NEET

「人間のあらゆる行動は、ふたつの動機から発する。性の衝動と偉くなりたいという願望」by フロイト

昔の私のノートにこんな言葉が書かれていました。かなりレベルの高いことを勉強していたのかもしれない・・・。このことを「自己の重要感」と言うらしい。


2年前、「途上国の人々のために何かしたい」という思いを持って、エチオピアに来た。
エチオピアに来て、任地に赴任し活動し始めてから感じたことは、

「俺っているんかなぁ・・・」だった。

人は、人から必要とされて仕事を行う。
「『人』のために『動』くと書いて『働く』」
人から必要とされたり、頼りにされることによって、そのことに対して頑張れるし、一生懸命になれる。それによって幸福感や満足感につながっていく。

しかし、「青年海外協力隊」の中には「必要とされていない」ケースが少なからず存在する。
私のケースも間違いなく必要とされていなかった。
JICAからの要請内容は、①体育授業を行い、エチオピア体育教育の発展 ②同僚体育教師に対する技術・知識の向上をはかる ③近辺の体育隊員と協力し、セミナーなどの開催 だった。

要請はこのようにしっかりしているのだが、配属先が求めるものは特にない。
確かに、「アムハラ語も英語もほとんどできない大学卒業したばかりの日本人に期待することなどない」と思う気持ちはよくわかる。私が同僚体育教師ならこのように思っていただろう。

「ボランティアっていう名目で来たが、ボランティアって何だ?」

いつしかこのように考えるようになった。
「人の役に立つ活動をすること」がボランティアと思っており、「人のために何かを!」と気張ってやってきたが、全く役に立っていなかった。求められていなかった。必要とされていなかった。

この状況が正直、嫌で嫌でたまらなかった。日本では同期が一生懸命働いている姿をmixiやFacebookなど知る。mixiやFacebookは便利すぎていますね。人と比べる必要はないのだが、比べてしまうのが人間の心理っていうもの。正直、焦った。

「何かしていかねば、何か結果を残さねば・・・」

2年前のこの時の心境を考えると、「NEET」(Not in Education, Employment or Training, NEET)のメンタリティーは本当に凄いなと思う。
私自身、周りが一生懸命、朝から晩まで働いているという状況の中、自分は何もしていないというのは絶対にできない。
しかしNEETと呼ばれる人たちはそれに耐えられるだけの強いメンタリティーを持っている。
このメンタリティーを何かに利用することができれば未来の日本はとんでもなく明るくなる。と思うのは私だけだろうか?


このメンタリティーを持ち合わせていなかった私は、「全部やってまえ精神」でとにかく「考えること」と「行動すること」を繰り返してきた。
パンク寸前になろうが、失敗・成功しようが、関係なしに行動してきた。

その結果、つい先日、
「ゲンタ、今日トレーニングが17時からあるけど、来てくれるか?」
7歳の少年が登校間際に声をかけてくれた。

「ちょっとは必要とされる存在になったんかな・・・」

と思いながら、2年間ずっと考え続けてきた「ボランティアとは何か?」という質問の答えを出したいと思う。いろいろな答えがこの2年間で出てきたが、結局は、


「自分のできることを全力でする」


大学時代の一番最初に学んだこの一言につきる。

ただ、世界最強のボランティアは「家畜」であることが最近わかった。
彼らは人間のためだけに、死ぬまで草を食い続けるのだから・・・。


恐ろしすぎるNEET生活まで、残り1ヶ月・・・。


右足に魂込めました!!
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史上最強のボランティアの最後・・・。感謝します!!
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ビックリです!!①
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ビックリです!!②
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by genta_ishibe87 | 2012-05-26 06:08  

Moral

質問:試験中、カンニングしている生徒を見つけたとします。あなたならどうしますか?


私はこの2年間、ドルベテ中・高校の試験において、1日平均3人のカンニングしている生徒を見つけてペナルティーを与えてきた。テストは1週間続けて行うため、2年間でおよそ100人あまりの生徒をカンニングでつかまえてきた。

それほどエチオピアの生徒はカンニングをよくする(生徒数が多すぎるため3人が一つの長いすに腰掛けているという状況もあり、見たくなくても見えてしまうという状況もあるのだが・・・)。

エチオピアでの最後のテストになるでと思われる今週、私は試験官を外されていた。

前回の中間テストでカンニングしている生徒をいつも以上につかまえたため、学校側が私を試験官から外したのか!?と勝手な妄想をしていたが、ただ単に体育の実技のテストを受けていない生徒に対し、テストを優先的にしろということだったらしい。

最後にカンニングしている生徒をつかまえる自己新記録でも作ろうと思っていただけに残念だ。

ただ、いつもカンニングしている生徒を見つけ、回答用紙を取り上げたり、マイナスのサインをしたり、校長室に連れて行ったりしている時に思うことがある。


「何でカンニングをしてはいけないのだ?」


一人の生徒がカンニングをしたからといって、私に迷惑がかかるわけでもない。ましてカンニングされた方にも迷惑はかからない。
彼の点数が1点2点良くなったところで、私をはじめ周りの人間にとってはどうでもいいことだ。

松本人志は言う、
「ゴールは試験をすることではなく、ものを覚えることだ。カンニングしてでも、ものを覚えたらそれでええやないか」
むちゃむちゃ言うな、このおっさんは・・・。


試験中、いつも「カンニングはなぜいけないのか?」ということを考えていた。
はっきりした答えがいつも見つからずにいたが、カンニングした生徒に対しては容赦なしにペナルティーを与えてきた。

なぜか?

完璧にカンニングした生徒を見つけたとき、ものすごく「やったった感」があるから。
最低ですね。


「髪を染める」「眉毛をそる」「電車で化粧をする」「勉強をしない」「カンニングをする」etc

「人に迷惑をかけない」行為

最近読んだ本にこう書いてあった。
「法律のレベル」
「道徳のレベル」
「美学のレベル」

「法律のレベル」は違法性があることに関してはしてはいけないと規定され、「道徳のレベル」は「たとえ法律に違反していなくても、他人に迷惑や危害を与えることはしてはいけない」というレベルのこととあった。
(反「道徳」教育論 「キレイゴト」が子供と教師をダメにする! 山口意友 PHP新書)


それに次ぐ「美学のレベル」が要するに、「カンニングをしてはいけない」「髪は染めてはいけない」といったことになってくると考えられる。

何を「己の美学」とし、何を大切にするか、そして何を「目標」とするのか。
それによって、自分の行動規範が変わってくるのではないだろうか。


今考えれば、サッカー部に対して「規律」「規範」「道徳」「モラル」「人間性」などなど、やいやいやいやい、言い続けてきた。
これらも完全に私が考える「己の美学」だったのかなと思う。

大事なのは生徒が私の言い続けてきたことから、何が大切で何をしていかなければいけないかを考え、見つけ、行動していくことなのだろう。


ただ、これだけ「規律」や「モラル」と言っているが、マンチェスター・シティのバロテッリはなぜか応援していた。

あのめちゃめちゃな選手を使うロベルト・マンチーニはもっと応援した。


「才能とは継続して努力し続ける力」 by羽生義治
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ヘディング大事ですね!!本当に・・・。
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ベスト・オブ・ピクチャーin Ethiopiaにしましょう!!
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己の美学とは・・・。
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by genta_ishibe87 | 2012-05-20 21:04  

Farewell

小さい頃からずっとサッカーをしてきて、それぞれのチームでいろいろな指導者と出会ってきた。
多くの指導者の方にサッカーを教わってきたが、同じタイプの指導者というのはいなかった。それぞれが自分の考えや練習メニュー、哲学やサッカー観を持っており、いつも私に新たな知識と技術を与えてくれていた。
似ているタイプの指導者というのもいなかった。
まさに十人十色。

いつも違う指導方法で、違うサッカー観を教えられてきたが、チームを去る時、私が抱く感想はいつも同じだった。


「本当にありがとうございました」


この気持ちだけは、どの指導者に対しても共通していた。
世の中には指導者と合わずにサッカーを辞めてしまったり、その人に対する不満だけを持って去っていく人も少なくはない。

私の場合は、金運と恋愛運が無さ過ぎる代わりに「人運」(良い人と出会う運)は人並み以上にあるため、本当に良い指導者との出会いしかなかったように感じる。

今までは指導者に対して「感謝」する立場であったが、今回初めて「感謝」される立場になってチームを去ることになった。


先週の土曜日、We are the World FCの今シーズン最終戦をバハルダール(大きい都市)で、行ってきた。結果は3-3からのPK負け(2-4●)。

生徒は進級するための厳しい全国共通の試験を受けなければいけないため、練習や試合をする時間はなく、試験終了後は私が帰国するため、実質この試合が私にとってWe are the World FCでの最後の日となった(生徒は来年も続けると言ってくれているが・・・)。

試合後、驚いたことに本気で泣いている生徒がいた。
「2年前は負けてもヘラヘラしてたのになぁ~」
などと考えながら、生徒たちに最後の言葉をかけた。
指導者として最後のメッセージは重要な役割の一つであるが、新人素人指導者のGENTAコーチはいろいろな気持ちが入り混じっていたため、あまり何と言ったか覚えていない。

ただ、
“There is no Genta, but there is Football here.”
とだけは言っておいた。

私の名言っぽいこのわけわからん一言が伝わったかどうかわからないが、
いやぁ~続けて欲しいですね。


その後、ドルベテに一緒に帰り、チームが一時解散する時、多くの選手がなみだ目になりながら、

「ゲンタ、本当に本当に本当にありがとう!」

と力強く言ってくれた。


初めて選手から「感謝」されてチームを去るという立場になって思った。

「いやいや、こちらこそ本当にありがとうございました」


ただ、これだけ選手に感謝され自分がこの2年間やってきた活動は間違いではなかったとは思うが、どうしても満足できないことがある。

やはり試合に勝ってもらいたかったし、私自身がもっと良い指導者ならば、もっともっと選手としても人としても大きく成長できていたはずだ。と自分に対する悔しい気持ちがあるのが否めない。

だから、もっともっと勉強して、経験つんで、成長したいですね。はい。

最終戦はバハルダールの大道FC
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良いグラウンドで最後の試合をさせてもらえたことにも感謝です。
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学び続けます!
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いやぁ~ありがとうございました・・・。
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by genta_ishibe87 | 2012-05-12 05:54  

Green

緑・黄・赤
信号機ではなく、エチオピアの国旗の色合い。
意味は、

緑:エチオピアの自然
黄:平和
赤:血・犠牲

を表しているそうです。

ちなみに、サッカーにおいては、

黄(イエローカード):警告
赤(レッドカード):退場

そして、緑(グリーンカード)が主にキッズ年代の指導の際に用いられるカードで、意味としては「良いプレー」「フェアプレー」「頑張った行動」などをしたときに出される。
JFA(日本サッカー協会)が、子どもたちの動機付けのために積極的に使用していこうということで、キッズリーダー(キッズ年代の指導者)に促している活動の一つである。

しかし、私自身も大学時代キッズサッカー指導を積極的に行っていたが、このグリーンカードは実際に一度か二度しか使ったことがなかった(私の使い方の問題ではあると思うが効果はいまひとつだった)。


そんな中、昨年私は体育の授業で生徒たちをコントロールする(まとめる)のに、レッドカードとイエローカードを使っていた。理由は、生徒たちに一度ボールを渡すと笛を鳴らしても犬のようにボールを追いかけることを止めないで、はるかかなたに行ってしまうため、レッドカードとイエローカードを使い権力でコントロールしようと考えたからだ。(65人中40人はボールを追いかけて帰ってこない)

この方法は「効果は抜群」だった。
成績が全ての生徒たちは、点数を下げられたくがないために、すぐにボールを蹴るのを止め集まるようになった(中にはいつまでも遊ぶ生徒もいたが、そういう生徒には本気で「退場」を宣告する)。

しかし、2年目の今年、私は「究極の生徒コントロール術」を編み出した。

それが、「グリーンカード」だった。


ゲンタ「グリーンカードっていうのは、良いプレーや良い行動した時に出るカードだからね。例えば、『集まれ!』と言ったときに一番早く集まれたチームなどにはグリーンカードが出るからね。わかったかな?」

ピーーーーーッツ!

ゲンタ「集まれ!!」

ヤードラッド星人の瞬間移動ばりで集まる生徒たち。

ゲンタ「はい!!グリーンカード!!!!!」

チーム①「うぉーーーーーーーー!!よっしゃーーーーーー!!!やったーーーーーー!!」
チーム②「ゲンタ!!こっちも見てくれ!!ちゃんと並んでるからグリーンカードを出してくれ!!」
チーム③「おい!!ちゃんと並べ!!早く並べ!!グリーンが俺は欲しいんだ!!!!」

彼らの中のモチベーションがここまで上がるとは思っていなかった。

ネガティブな点についてフォーカスして指導した1年目。
ポジティブな点についてフォーカスして指導した2年目。

ゴールは同じだが内容が大きく異なっていた。


また、先週We are the World FC vs ダングラ高校サッカー部の試合(結果派2-4●)を行った際に、後半途中にキャプテンのタンサイを交代させた。
するとタンサイは自分のプレーが悪かったからか、交代させられたことに不満だったのか、ベンチで下を向いて座っていた。

ベンチでの態度について、人一倍口うるさい私は黙っていることができなかった。

ゲンタ「君の仕事はもう終わったのか?」

ベンチで「チームのために何ができるか」を考えてすぐに行動するのは簡単にできることではない。誰もが試合に出たいし、出れなければ不満が出るのは当たり前だ。まして試合をろくにしたことがない彼らにそれをわかれと言ってもすぐに理解できるのものではない。ただ、この点に関してはどうしても譲れない部分があったので、試合後に「ベンチでの行動」について長々と語ってしまった。

かなり落ち込んでいたタンサイだが次の日、自分の指導する子ども(セル3世 過去のブログ参照)が指導するチームのリーグ戦最終節を行っていた(この点は本当に尊敬する)。

審判をしようとしているタンサイに私は「グリーンカード」を手渡した。

要するに、
「Move for the team」

緑の威力 by Mr.Genta
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緑の威力その2 byタンサイ
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がっつきます!!セル3世プレミアリーグにて
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何年か前の弟からの誕生日プレゼントはこのカードだった。弟よGoing my wayや!!
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2年間ダングラ高校との通算成績 2勝2敗1分け
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by genta_ishibe87 | 2012-05-05 03:27  

Pleasure and Gratitude

トゥル「ゲンタ、ブンナ、タッタ-!!(ゲンタ、コーヒーを飲めー!!)」

同じコンパウンドに住むムスリムのおばちゃんにコーヒーのため呼ばれたのが、夕飯を作り終えてさあ食べようとした瞬間の19:15・・・。(イスラム教の人は毎週木曜日は必ずコーヒーセレモニーをするらしい)本当かどうかは定かではない。

いつもより早く終わり20:30に部屋に戻る。

20分後・・・、

カス「ゲンタ、ブンナ、タッタ-!!(ゲンタ、コーヒーを飲めー!!)」

奇跡のダブルヘッダー!!

もちろん、カスもトゥルもみんな6杯のコーヒーを飲みました。


1年10ヶ月が経過しました。
コーヒーセレモニーのダブルヘッダー、校長先生による断髪式、スポーツオフィスを認めさした高校生たちと、まだまだ驚きが耐えないエチオピア生活です。

私が最も力を入れ、一番時間を懸けてきたドルベテ高校サッカー部「We are the World FC」も残すところ後1週間になってしまった。
エチオピアのG10(高校1年生)とG12(高校3年生)はそれぞれ進級・大学進学をかけた厳しい国の試験を受けなければならない。よって、G10の生徒が多いWe are the World FCもテスト前に一度締めくくることになった。

試験終了後、私は日本に帰るため、彼らと関わるのは残り1週間となった。

「国のお金で行ってるんやから、何かしら残して来いよ」

岐阜で今年も挑戦し続けている男からのメッセージ。


赴任当初は、
「We are the World FCを同僚体育教師に引渡して日本に帰る!」

「アムハラ州に高校生の大会を定着させてみせる!」


いやぁ~できなかったね・・・。
やってやりたかってけどね。
「大きく変わる」と書いて「大変」。
この言葉を思い出す。

ただ、できなかったおかげで、「つながった」ことがたくさんあるのも事実だ。

一発ホームランを狙って1点取ることも大事だが、つないでランナーをためながら1点取ることも大事。

一発逆転満塁ホームランがないサッカーをずっとやってきた私にとっては、「つなぐ」ことが大事だったのだ。


上手いこと言うなぁと書きながら思っている私だが、少しは「つなげられたこと」もあるのではないかと思っている。

We are the World FCの選手たちには、本当に口うるさくいろいろなことを言ってきた。
彼らにとっては「すごくやりづらく、めんどくさい変な外国人」だったかもしれない。
しかし、彼らはいつも答えてくれた。
まぁ、「サッカー」というスポーツがあるからこそ答えてくれている部分があるのだが、本当によくやってきたと思う。

急成長したタンサイはこう言ってくれた。

タンサイ「We are the World FCはゲンタがいなくなったら続けることは難しいかもしれないけど、僕が指導する子どもたちのチームは絶対続けていくから心配するな」

正直でよろしい。


私がサッカーを通じて言いたかったことを少しでも多く彼らが理解して、また誰かに伝えて言ってくれることを私は望む。

要するに、私の2年間の活動はサッカーに例えると、キックオフの最初の「チョン」をすることだったのだ。
「チョン」が無かったら、感動のゴールも勝利もないからね。


「ラスト1週間何を伝えよう・・・。」
と考えたとき、

「楽しさ」「感謝」

この2つが思い浮かんだ。

大学3年のとき、私の所属するチームのキャプテンは、練習前に円陣を組みながら、

「楽しもう」

と言っていた。
間違いない。楽しんでもらおう。そして自分自身も楽しもう。

「感謝」はどちらかとうと、私自身のテーマになる。
全ての人に感謝しながら、チームを締めくくろう。


ただ、絶対に勝ちますけどね!!!

0歳10カ月コーヒーを飲む
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日本の小学校・中学校・高校の先生方に質問です。
「何で髪を染めてはいけないんですか?」と生徒に言われたら何と答えますか?
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スポーツオフィスから認められたセルジュニアたち
ボール1個以上の価値がここにはある
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「ガーガー」と呼んでくれるタミさん。
もうすぐ歩きます!!
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by genta_ishibe87 | 2012-04-28 23:15  

Pyramid scheme

ちょうど1年前、Mr.MIYAZAWAと2人で、
Rマドリ‐サポートのエチオピア人に対してこぶしを握りしめたのを思い出します。
そして、まさに今日、でじゃぶ・・・。

エチオピア・イースター(キリストの復活を祝うホリデー)が先週の日曜日にあり、およそ9日間で39杯のコーヒーを飲みました。
1回のコーヒーセレモニーをおよそ1.5時間とすると9日間のうち約20時間をコーヒーを飲む時間にあてているということになる。
エチオピア、楽しんでいます。

そんな、イースター前のある日、サッカー部のタンサイが私に言ってきた。

タンサイ「ゲンタ、俺の教えている子がコーチをしているチームの試合が土曜日の9時からあるんだ」

要するに、簡単に言うと、私が教えている高校生のタンサイが教えるサッカーチームの子どもがコーチをしているチームの試合が行われるということらしい。

さらに簡単に言うと、以前ブログでも書いたセルジュニアのジュニア、セル3世がコーチをするチームの大会をタンサイが開催しているという話らしい。

私がずっと言い続けてきた「セルJr.プロジェクト」は、私の直接の教え子である高校生が町の子どもたちに対してサッカーを教えるといったプロジェクトであった。要するにタンサイがチームを持つというところまではできるだろうと思っていた。

しかし、タンサイは私の想定をはるかに超え、自分の教え子たちをコーチに仕立て、さらに小さい年代の子どもたちのためのチームを結成させた。

その上、どこで覚えたのか自分の教え子(セル3世)がコーチするチームで、4チームの総当りのリーグ戦を開催していたのだ。

よくよく考えれば、タンサイは高校1年生の17歳、タンサイの教え子は小学5年生の10歳、私が大学で初めてキッズ年代のコーチをしたのが大学2年の20歳。

そう考えるとタンサイもタンサイの教え子も何てしっかりしているのだろう・・・。

最近、ある隊員に言われた。

「ゲンタが『セルJr.プロジェクト』ってずっと言っているやり方は、『ランカスター法』って言うて、教員採用試験の教職教養の問題に出てくるで」

いち教員を目指すものとしてですが、そんな言葉は知りません。

また、ある隊員は、

「『セルJr.プロジェクト』?要するに『ねずみ講』っしょ!!」

まぁ、似てるといえば似てますね。


ランカスターやらねずみ講やらといろいろ言われていますが、このやり方がドルベテという町に根付いてきているということが私は嬉しい。

そして、そのセル3世たちのコーチぶりとセル4世たちのプレーぶりを観に言ってきた。
そこで私はさらに驚かされた。

私の家の裏にある広場なのだが、今までなかったはずのゴールとサッカーコートがそこにはあったのだ。ゴールは細い木の棒と紐で作ってあり、小さいコートには白い砂でペナルティエリアやゴールエリアまでしっかり書かれていた。

「誰が作ったんだ?」と聞くと、作ったのは何とダウイットと言う推定6歳ぐらいの少年を中心としたちびっこ集団だという。

小さな小さな、しかし大きな可能性がつまったスタジアムがそこにはあった。

スタジアムの盛り上がりはドルトムントのホームスタジアムに引けを取りません。

子どもの無限の可能性を肌で感じました。

「遊びの天才」とはまさにこのことでしょう。


試合は、その日2試合が行われ、審判はタンサイが行い、副審は次の試合のコーチ、2試合目は1試合目のコーチが行うというマネジメントぶり。
1試合は20分ハーフの6対6の少人数制のリーグ戦だった。
日本で最近移行しつつある少年の8人制サッカーですが、彼らは自分たちの感覚だけで少人数制のサッカーを実施していた(決してチームの人数が少ないわけではない)。

「君たちはエチオピアサッカー協会よりすごいことをしているぞ!!」
と心の底から思った。
子どもたちから学ぶエチオピア在住25歳 独身

最後に有名な名言を、

「子どもたちは我々の未来に触れてくれているのです」


キッズ年代の子どもが作ったゴール、そしてコート。
本当に尊敬します・・・。
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このラインは真上から見たらまっすぐなんですよ。
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完全に気持ちはモウリーニョとグアルディオラ
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わざわざケニアから来てくれた同期隊員の加藤隊員(中央)と岸田隊員(右)
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いろいろな意味で上手い!!(撮影:加藤由美)
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by genta_ishibe87 | 2012-04-22 06:18  

One bite at a time

1年以上前のこと。
先輩隊員のマサカズさんが、プリングスに似たポテトチップスの赤の筒と緑の筒を持って、考えていた。

ゲンタ「この人は一体何を考えているのだろう・・・。」

そんなことを思いながらずっと観ていた。
数分が経過し、マサカズさんが一言、

マサカズ「よし、ご褒美!!何もしてねぇけど!!」

ゲンタ「ただのデブじゃないっすかーーーー!!!」


デブにはなりたくないが、こんな性格にはなりたい思う。
マサカズさんがデブになっていなかすごく心配です。もし、デブになっていなかったら一度連絡ください。待ってます。


先週の土曜日は、私の誕生日だったのだが、Facebookのウォールとやらにたくさんのメッセージを送っていただきまして本当にありがとうございます。週に1回のネット使用のためFacebookに関してはまだまだ勉強中であるため、返信できなくてすいません。

25歳の誕生日は自分へのプレゼントとして高価なかっこいい時計を買うわけでもなく(買う金もなければ、買う場所もない)、プリングスのパチもんのポテチを買うわけでもなく、私自身が最近もっともやりたかったことである、

「フットボールセミナー」

を開催して過ごした。

これは以前から隣町のフットボールエキスパートである井川隊員と一緒にやろうと言っていた活動の一つで、私がまさかの入院・手術・療養という1ヶ月を過ごしていたため、延期に延期を重ねてようやく先週行うことできたセミナーである。

2年間継続してやってきた体育セミナーとは違い、サッカーに特化し、また私と井川隊員がエチオピア人参加者に対して完全「指導する」というスタンスのセミナー。

主な目的としてはサッカー指導を子どもたちに継続して行っていくことの意義、目的の理解に始まり、サッカーの指導技術の習得、そしてサッカーのルールの正しい理解などが挙げられる。

「何でゲンタが指導者養成する立場やねん。そんなレベルちゃうやろ!」

と思う方がほとんどかと思いますが、そんなレベルではない私が指導できるレベルなのです。

井川隊員「エリアス、GKは何秒ボールを手で保持できる?」

エリアス「12秒だ!!(自信満々に)」

井川隊員「スマチョウ、何秒だ?」

スマチョウ「12秒だ!」

簡単に言えば、こういうレベルである。
ちなみにスマチョウもエリアスも我がドルベテ中・高校のリーダー格の体育教師である。

もちろん、彼らに対してもサッカーの正しい理解や指導者になってほしいという願いをこめてこのセミナーを開いたのだが、私的にはもう一つの大きな理由があった。

そのねらいとは、ずっと進めてきた「セルJr.プロジェクト」である小さいコーチたちのモチベーションアップである。
私のクラブの生徒たちは、積極的に小さい子どもたちへのサッカー指導を続けている。
徐々にではあるがチーム数も増えつつある。

どうしても彼らには、私が日本に帰った後も指導を続けて欲しい。

そんな願いが自然と出てきた。
ある意味、このセミナーは彼らのために行ったようなところもある。
伝えられるものは伝えておこう。そんな思いからのこのセミナー開催だった。

彼らがどれだけこのセミナーで影響を受けたかはわからない。
私が日本に帰った後も継続してチームを指導するかどうかもわからない。
しかし、「今、自分ができることは全力でしよう」と思った。
エチオピアに来る前に思っていた「初心」の気持ちだった。
ラスト3ヶ月を切った今、改めてこの思いに帰ってきた感じだった。

最近、読んだキリスト教に関する本にこんな言葉がのっていた。

ある人がたずねました。
「像を食べるにはどうすればいいかな」と。
するともう一人が答えました。

「One bite at a time.(ひとかじりずつさ)」

-どんな夢であっても大切なのは、本人の情熱であって、実際に進めていく姿勢なのです-

フットボールセミナーwith太士
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セミナー後、GENTAオリジナルハンドアウト十分に指導に活用するタンサイ氏
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何のために英語を学ぶのか?
決して女の子に「英語喋れるの、すごいねぇ」と言われたいためではない!!
将来「石部先生、英語教えてください」と受験生に言われて、
「しゃーないな、体育の先生やけど、教えてやるわ」とはちょっと言ってみたいが・・・。
ジーン英語教室にてふと思ったこと・・・。
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去年同様、誕生日会を開いてくれたエチオピアンファミリー
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by genta_ishibe87 | 2012-04-13 15:08  

Make a decision

練習後、いつも持ち歩いているペットボトルの水を飲もうと口に運んだ。

「熱っつ!!こんなん飲めるかいな!」

思わず突っ込んでしまった。
数時間前にいれた水道水はカップラーメンができるくらいの温度になっていた。

私をよく知る人物は、
「また、ゲンタは話盛ってるで」
と思うかもしれませんが、本当に少ししか盛っていませんから!!

それぐらい熱くなりつつあるエチオピアで、本日25歳の誕生日を迎えました。
早いもので人生の5分の1が終わりました。
さらに早いことに協力隊生活も8分の7が終わりました。


帰国まで3ヶ月を切った私が今考えなければいけないことは、

「進み行く路」

2年前の4月7日には、
「協力隊から帰ってきて抜群のタイミングで教員採用試験受けられるやん。ラッキー!!」
教師には心の底からなりたいと思うが、今年試験を受けることはないだろう・・・。

このように考えるようになったのは、エチオピアでたくさんの「変な人」たちに出会ったのが影響している。いや「変な人」って言っては誤解を招くかもしれないので「大変すごい人」たちと言おう。


その中でも、あるおっさんの一言は強烈だった。

「夢は絶対に叶う!!」

夢を叶えたことがあるからこそ言える言葉。
自分に置き換えた時に、この言葉を自信を持って子どもたちに言えるか?
自分は「夢」と呼べるものを叶えたことがあるのか?


・アンパンマンになる!(幼少期)
・プロサッカー選手になる!!(小・中学校時代)
・国立に行く!!!(高校時代)
・大学日本一になる!!!!(大学時代)


これはマズい。一番簡単だと思われるアンパンマンでさえなれていない・・・。

エチオピアに来て「自分がしたいこと」が何か、「自分ができること」は何かということが、少なからずわかった。
だから私はもう少しだけ挑戦しようと思う!!

エチオピアで出会った素敵な日本人女性は、「自分がやりたい仕事」と「世間から求められている仕事」が一致しており輝いていた。
この状態を目指すためにも挑戦しようと思う!!

幼なじみの土井が厳しい日本社会で毎日一生懸命働いているということを聞いて、心の底から「すごい」と思うし、自分自身も早く働かなければという「焦り」と働きたいという「気持ち」がある。
この「気持ち」に勝るどうしようもない「気持ち」があるため挑戦しようと思う。

「ゲンタ先生orゲンタコーチorゲンタ監督が『夢は絶対叶う!』って言ってたんや。よっしゃ、やったんぞー!!」
自分自身が「夢」を叶えるためにも挑戦しようと思う。


2012年4月7日 25歳の覚悟


「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ」
「何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ」

幼少期の子どもには難しすぎるでしょ!!

セルジュニア同士の試合
We are the World Cupと名づけよう
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ドルベテ・ダングラによるDD杯と名づけよう
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淑女たれ
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0歳にしてこのタフさ!!
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by genta_ishibe87 | 2012-04-07 05:16  

Time is gone

バルセロナの試合は、ロッテのブラック×ブラックガムより目が覚める。
そりゃあ、大阪のおばちゃんでも今のバルセロナの試合を生で見に行きたいって言うわな。

なぜ、見に行きたいと思うのか?

それはバルセロナに「魅力」があるから。

要するにそういうことなんだと最近気づいた。

エチオピアの人はあまり時間を守らない。
「エチオピアンタイム」というのがあるくらいである。
なぜ、こんなにも時間を守らないんだといつも思っていた。
時間を守らないというよりも、全てに対して遅い。

エチオピアだけがこんなにも時間にルーズなのかと思っていたら、そうでもないらしい。
ケニアに行ったとき、朝飯を頼んで1時間待たされたときがあった。考えられなくてバチ切れした。
しかし、噂によるとガーナなどの西アフリカでは飯を頼んでから2~3時間待つこともあるという。すごいですね。

しかし、私は性格上、日本人の中でも人より時間を大切にしたいタイプの人間であるため、「時間を守る」ということはエチオピアに来た当初から徹底してきた。
サッカー部のみんなも「なぜ1分遅れただけで練習ができないんだ!?」と最初は信じられない顔していたが、習慣というものは恐ろしいもので、今では「時間を守る」ということは我がチームではスタンダードとなっている。

しかし!!体育の授業だけはどうしてもうまくいかない。
なぜなら、前の授業の先生自体が「時間を守る」ということをしないため、授業間の休憩がないエチオピアの学校では、どうしても次の時間割の授業時間が減っていく。
私は昨年の後期から、チャイムがなった瞬間、前の先生が授業をやっていようが何しようが、強制的に終わらせ生徒を外に連れ出す作戦をとっている。(先生はいやな顔をするけど、僕の時間ですからね)

しかし、強制的に前の授業を終わらしたとしても、生徒の行動は遅いのなんの・・・。
グラウンドに出てきて着替えて整列するのに5~10分は消えていく。

「早くしろ!!」
「早く着替えろ!!」
「早く並べ!!」

遅い、遅すぎる。
42分間の貴重な時間がなくなっていく。
どうすれば早く来るのか(早く来る子は来るのだが・・・)。

そして、私は今週ある「極意」に気づいた。

「俺の授業がとんでもなく魅力的であれば生徒は早く動くのではないだろうか?」

残り3ヶ月を切った時点でそんなことに気づくとは何とも情けない。
しかし、気づかないよりはマシである。

「Mr.GENTAの授業はとにかくおもしろいから早く行こうぜ!」

これを思わすことができれば、生徒に対して「早くしろ」「着替えろ」「並べ」など言わなくてすむではないか。

要するに「バルセロナ」のような存在になれば、人は自ずと動くのである。
Dカーネギー「人を動かす」をいくら読んでも、「人を動かす」ことは非常に難しい。
ならば、人が動きたくなるような「人」になり、「行動」をしていこう。


そのことに気づいた私の今週の授業は、生徒が変わりそうな予感のするものとなった。
来週が非常に楽しみである。


最後に私の最も尊敬する恩師、緒方コーチがよくこんなことを言っていた。

「遅いのは誰でもできる」

セルジュニアコーチを真剣に見つめる子どもたち
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最近、「グォンタァ(ゲンタ)~」って叫ぶタミさん
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最近、優しくなろうとしている石部隊員
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by genta_ishibe87 | 2012-03-31 02:07