Pyramid scheme

ちょうど1年前、Mr.MIYAZAWAと2人で、
Rマドリ‐サポートのエチオピア人に対してこぶしを握りしめたのを思い出します。
そして、まさに今日、でじゃぶ・・・。

エチオピア・イースター(キリストの復活を祝うホリデー)が先週の日曜日にあり、およそ9日間で39杯のコーヒーを飲みました。
1回のコーヒーセレモニーをおよそ1.5時間とすると9日間のうち約20時間をコーヒーを飲む時間にあてているということになる。
エチオピア、楽しんでいます。

そんな、イースター前のある日、サッカー部のタンサイが私に言ってきた。

タンサイ「ゲンタ、俺の教えている子がコーチをしているチームの試合が土曜日の9時からあるんだ」

要するに、簡単に言うと、私が教えている高校生のタンサイが教えるサッカーチームの子どもがコーチをしているチームの試合が行われるということらしい。

さらに簡単に言うと、以前ブログでも書いたセルジュニアのジュニア、セル3世がコーチをするチームの大会をタンサイが開催しているという話らしい。

私がずっと言い続けてきた「セルJr.プロジェクト」は、私の直接の教え子である高校生が町の子どもたちに対してサッカーを教えるといったプロジェクトであった。要するにタンサイがチームを持つというところまではできるだろうと思っていた。

しかし、タンサイは私の想定をはるかに超え、自分の教え子たちをコーチに仕立て、さらに小さい年代の子どもたちのためのチームを結成させた。

その上、どこで覚えたのか自分の教え子(セル3世)がコーチするチームで、4チームの総当りのリーグ戦を開催していたのだ。

よくよく考えれば、タンサイは高校1年生の17歳、タンサイの教え子は小学5年生の10歳、私が大学で初めてキッズ年代のコーチをしたのが大学2年の20歳。

そう考えるとタンサイもタンサイの教え子も何てしっかりしているのだろう・・・。

最近、ある隊員に言われた。

「ゲンタが『セルJr.プロジェクト』ってずっと言っているやり方は、『ランカスター法』って言うて、教員採用試験の教職教養の問題に出てくるで」

いち教員を目指すものとしてですが、そんな言葉は知りません。

また、ある隊員は、

「『セルJr.プロジェクト』?要するに『ねずみ講』っしょ!!」

まぁ、似てるといえば似てますね。


ランカスターやらねずみ講やらといろいろ言われていますが、このやり方がドルベテという町に根付いてきているということが私は嬉しい。

そして、そのセル3世たちのコーチぶりとセル4世たちのプレーぶりを観に言ってきた。
そこで私はさらに驚かされた。

私の家の裏にある広場なのだが、今までなかったはずのゴールとサッカーコートがそこにはあったのだ。ゴールは細い木の棒と紐で作ってあり、小さいコートには白い砂でペナルティエリアやゴールエリアまでしっかり書かれていた。

「誰が作ったんだ?」と聞くと、作ったのは何とダウイットと言う推定6歳ぐらいの少年を中心としたちびっこ集団だという。

小さな小さな、しかし大きな可能性がつまったスタジアムがそこにはあった。

スタジアムの盛り上がりはドルトムントのホームスタジアムに引けを取りません。

子どもの無限の可能性を肌で感じました。

「遊びの天才」とはまさにこのことでしょう。


試合は、その日2試合が行われ、審判はタンサイが行い、副審は次の試合のコーチ、2試合目は1試合目のコーチが行うというマネジメントぶり。
1試合は20分ハーフの6対6の少人数制のリーグ戦だった。
日本で最近移行しつつある少年の8人制サッカーですが、彼らは自分たちの感覚だけで少人数制のサッカーを実施していた(決してチームの人数が少ないわけではない)。

「君たちはエチオピアサッカー協会よりすごいことをしているぞ!!」
と心の底から思った。
子どもたちから学ぶエチオピア在住25歳 独身

最後に有名な名言を、

「子どもたちは我々の未来に触れてくれているのです」


キッズ年代の子どもが作ったゴール、そしてコート。
本当に尊敬します・・・。
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このラインは真上から見たらまっすぐなんですよ。
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完全に気持ちはモウリーニョとグアルディオラ
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わざわざケニアから来てくれた同期隊員の加藤隊員(中央)と岸田隊員(右)
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いろいろな意味で上手い!!(撮影:加藤由美)
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by genta_ishibe87 | 2012-04-22 06:18  

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