Lack

私がナメック星のような、ドルベテに来てから8カ月が過ぎた。
来た当初、エチオピア新年の前だったからなのかわからないが、水が2週間止まっていた時期があった。

それ以降、朝の1時間もしくは夜中の1時間ぐらいは水が出るという流れがあり、その時間にタンクに水を溜め、それを使うというサイクルができていた。

しかし、最近、そのサイクルに乱れが生じ、1週間に1度か2度しか出なくなってしまっていた。
それでも、馬鹿でかいタンクに水を溜め、何とかやりくりできていたが、5日前にその頼みのタンクまでが、底をつき完全にわが家から水がなくなった。

水がないとかなり面倒ですよ。

身体・頭・顔が洗えない。
水が飲めない。
食器が洗えない。
洗濯ができない。

しかし、私は強くなった。
身体を洗っていなくても、頭を洗っていなくても、靴下が洗っていなくてパリパリになろうが、1週間服を洗わなくても、気にしなくなった。

環境とは恐ろしいものだ。

ただ、水だけは飲まないとやっていけない。
よって、水だけは大家の力を借りて分けてもらっている。しかし、大家も水がない状況は変わらないので、分けてもらうのも気まずくなりつつある。


ドルベテの問題は水だけではない。

エチオピア人にとって命の次に大事と言われる、コーヒー、砂糖、油がドルベテから消えた。
油と砂糖は政府が値段をコントロールしており、田舎のドルベテまで回って来なくなっているとかなんやら・・・。
コーヒーは、去年の値段の倍以上になり、エチオピア人の手のつけれない値段になっているとかなんやら・・・。

そして、現在、2カ月のファスティング(肉、卵、ミルクなど生き物から生産される食べ物を食べない期間)が重なり、食うものが限定されるという状況。

私もインジェラを食べれば、食べるものはあるのだが、夜に関しては、外に食べに行こうとすると、

「金がもったいない!!自分で作りなさい!!この怠け者!!」

と大家に怒られるので、自分で絶対に作るようにしていた。

しかし、水がなくなり、食器は汚いままで、野菜も洗えない、パスタもゆでれない、何もできない・・・。という現状に気づいた。

水の存在恐るべし・・・。


しかし、逆境が生んだ奇跡の一品が、パンに親から送ってもらったシーチキンを挟むというもの!!
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これを作って食べた瞬間エチオピアに来て一番旨いものを食べた気になった。
2日で3つのシーチキンの缶詰を空けて、試合終了。
明日から何を食うか模索中です。


長々と書いたが日本も今、地震と津波、そして原発の影響で多くの被災者が避難所で生活していて、関東方面ではペットボトルの水がなくなっていると聞いている。

少し前の私の父親からのメールで、スーパーから物が被災者のためにおくるため、なくなっていると聞いた。

少しでも早く復興してくれることを祈るばかりです。


スーパーマンのおとん
スーパーマンとは、スーパーで働く人と言う意味
このネタで多くの英語圏の人を笑わせた覚えがあるようなないような・・・。
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そして、このあらゆるものがなくなりつつある逆境大国ドルベテに、来週スーパーゲストがやってきます。

その名はミッシェル!!!!!

黄色ミッシェル 赤ゲンタ 緑三好、ピンクドイツ人女性(ケルンカーニバルにて)
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そうです!私が大学時代最もお世話になった先輩のうちの一人で、フリーザぐらいなら軽く倒せるぐらいの力の持ち主。
まさか、本当に高い金を払ってエチオピアに来てくれるとは、感謝の何者でもない。

来てくれる以上最高のおもてなしをしようと思う。ふんだんに金を使った豪華な観光を考えていたが、日数的に不可能になり、ふんだんに金の使わないおもてなしになりそうだ(どう贅沢しても日本円で3000円ぐらいにしかならない)。

この6日間で、エチオピアの悪い所、良くない所、ダメな所、腹が立つ所、汚い所、そして良い所、全てを感じて帰ってもらおうと思う。

そして、何よりも熱く語りたいと思う。

「鳥をさばける男になれ」と言う言葉を胸に来週チャレンジします!!
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by genta_ishibe87 | 2011-04-17 16:16  

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