Keep running

1週間前、エチオピアの英雄ハイレ・G・セラシエがニューヨークマラソンを最後に現役を引退した。
40歳超えても走り続けた英雄の最後の走りに魂を感じた。

KING KAZUには私が日本に帰るまで現役でいてほしいものだ。

そんな、ハイレが引退した次の週にドルベテでもランニングコンピティションが開催された。これは、ドルベテとその周辺の地区(ワラダ)の2校の高校と8校の小・中学校の計10校のStudentsが参加するマラソン大会みたいなものだ。
ドルベテのスポーツオフィスが運営をしている。
私も、ドルベテ高校チームのサブコーチおよび運営員としてこの大会に参加した。
運営と言っても、4位の人に「あなた4位ね」という役割やけど・・・。

びっくりしましたね・・・。マジで!!

サッカー部のコーチをしていて、選手にちょっと厳しいトレーニングをさせたら、

プレーヤー「Mr.GENTA、ダカマだ(疲れた)」

ゲンタ「帰れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

とこんなやり取りをよくしていた。
藤原紀香は「疲れた」とは絶対に言わない。
「疲れた」と思った時は、「あぁ、楽しい。幸せ」と言うらしい。
だから、私も絶対に「疲れた」とは言わない。
そして、選手にも絶対に「疲れた」とは言わさない。最近は本当に言わなくなってきた。

このようなやり取りから、エチオピア人が体力があるというのは、ほんの一部であって、マラソンによるステレオタイプがいかに強いかということを思い知らされていた。

しかし!!!

この大会および大会のための練習で感じたことだが、走れる奴は本当に走れる!!
メンバーに選ばれた生徒は、私のダッシュぐらいのスピードで6km、8km、12kmの距離を走り続ける。男子、女子関係なく。山田とジョージさんを足して2で割らないでそのままにしたようなランナーばっかりだった。しかも裸足やスリッパ。

アベベ・ベケラの影響なのか、裸足で彼らは平気で石や木の出っ張りがある凸凹道を走る。

ゲンタ「なぜ、裸足で走るのだ?」

生徒「金がないんだ」

そう言った生徒はスタート前にわざわざ靴を脱いでいた。

しかし、高校、大学の時に走った12分間走、3200m走のドキドキを思い出した。

無事大会は終了し、残念ながらドルベテ高校の選手は、誰一人3位入賞できず、最高順位でも4位だった。

そして、一応サブコーチという形で関わった私も、大会の最後に選手たちに一言話す機会があり、アドバイスした。

“Don’t lose the hope. Fight hardly until the last drop of your blood to win the gold medal for the glory of Ethiopia.”

これは、エチオピアの英雄アベベ・ベケラの有名な一言だ(教科書に載っていたのをそのまま言ってやった)。

選手たちはどんな顔をしているのか、見渡したところ、全員私の言った英語を全く理解していなかった・・・。

要するに「Keep running!!」走り続けろ!!!

男子12km
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女子8km
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この日一番盛り上がった、女子8kmでの少女の3位入賞
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この日一番笑いをとったのは、羊さんと牛さん
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アムハラ州の体育隊員+DIEGOで今後オーガナイズしていくHPE(体育)セミナー
目的は簡潔に言うと、エチオピアの体育教師のスキル・知識・モチベーションの向上とエチオピア体育の発展
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ええ顔しよる、この体育教師
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このメンバーでエチオピアをスポーツ大国に!!
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by genta_ishibe87 | 2010-11-16 07:11  

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